「略奪愛」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「略奪愛」

恋愛の中には他人の恋人を奪う略奪愛も存在します。

いけないこととは分かっていても好きで止められないという人もいれば、その背徳感・スリルを楽しむとゲーム感覚で行う人もいます。

芸能人や映画・ドラマなどメディアでよく耳にしたり話を聞きます。

平凡な生活には起こらない・身近にはないと思う人も多いです。

しかし語られていないだけで、実際には知らないところで身近に略奪愛はたくさん溢れています。

「略奪愛」の意味

略奪愛の意味について、その言葉の通り愛している人からその相手を奪うことです。

それだけ聞くと浮気と同じ意味と捉える人もいます。

浮気については相手がいる中で他の人と交際したり体を重ねたりはありますが、それは二股に近い状態にあります。

それに対して略奪愛はその程度の重さが異なります。

略奪愛という言葉が適応となる対象としては恋愛中の相手よりも既婚の相手や婚約中の相手です。

将来を誓った相手から奪い取ることを意味しています。

そして浮気と違い、戻ることはありません。

しかし時にはゲームのように愛する人を略奪する人もいます。

その場合はその人が楽しみ・娯楽という意味合いを持つことになります。

「略奪愛」の言葉の使い方

略奪愛は自然な会話の中で使うことは少ないです。

また被害を受けた・相談された人よりも略奪愛をした人が自慢にして使うことが多いです。

多くの場合は「私の相手は略奪愛で手に入れた」のように武勇伝として語るときに使われます。

また映画やドラマなどで略奪愛を見たときに感想を述べるときにも使われます。

時には略奪愛を楽しみの1つとしている人もいます。

その人にとっては略奪愛という言葉は自分の楽しみを表す名詞として使われます。

「略奪愛」を使った例文・短文(解釈)

略奪愛という言葉は身近にあってもなかなか耳にしない・口に出されないものです。

しかしいざ耳にしたときに聞きなれない言葉のため、態度に出てしまう可能性もあります。

実際にどのように使われるのかその例文や解釈を紹介します。

「略奪愛」の例文1

「私の妻は略奪愛で手に入れたんだ。 元々別の男性と結納しており、結婚をする予定だった。 しかしどうしてもそれが許せず、略奪愛に走ってしまった」

この場合の略奪愛は結婚間近の女性を奪い取り、自分と結婚させたことを語っています。

またある程度略奪愛をしてから時間も経っており、過去の武勇伝・自慢として語られています。

「略奪愛」の例文2

「テレビでは芸能人の略奪愛を聞くけど、自分達には起こらないと思う。 一回はそんな愛され方してみたいな」

この場合は略奪愛に対して関心はあり、ある種の憧れはあります。

しかし自分が略奪愛に巻き込まれるという想像はありません。

略奪愛の結果、何が起こるか具体的なイメージはなく妄想するなかで使われています。

また自分には起こらないと語ることからも非現実的なフィクションものと捉えています。

「略奪愛」の例文3

「一番好きな人とは結婚できなかった。 本当は結婚式の時にその人が駆けつけて私を奪っていく、そんな略奪愛が起こらないか毎日夢見ていた」

この略奪愛は実際には起こっておらず、結婚と引き換えに失った一番好きな人が迎えに来てくれる。

そんな夢物語を略奪愛という名前で語っています。

「略奪愛」の例文4

「私は普通の恋愛よりも略奪愛が好きなんだよ。 他人の一番を奪うことは快感で止められない。 特に相手に一途な人ほど手強いからいいんだ。 略奪愛が成功した後はもうその人に用はないよ」

この場合は略奪愛をシミュレーションゲームのような意味で使っています。

いかに愛する人から奪い取るか、その過程に重きを置いています。

そしてその過程の中で生じる危険やスリル・背徳感を味わう方法としての意味を持ちます。

意味と使い方
意味解説辞典