「異常」と「異状」の違いとは?分かりやすく解釈

「異常」と「異状」の違い違い

この記事では、「異常」「異状」の違いを分かりやすく説明していきます。

「異常」とは?

「異常」とは、いつもとは違う、「普通」とは違う、といった意味で使います。

「異常」の反対語は「正常」ですので、二つセットで覚えておくとわかりやすいでしょう。

「異常事態発生」「今年は異常に寒い」などと、使います。


「異状」とは?

「異状」とは、普通の状態とは違って「悪い状態」という意味があります。

「今のところ、全員、体調に異状なし」「昨日の練習後から、右の足首に異状があると訴えている」「こんなストレスがある環境にいたら体に異状が出るのは当たり前だ」などと、使います。


「異常」と「異状」の違い!

「異常」「異状」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は読み方が「いじょう」で同じなのですが、意味合いが違いますので、使い分けができるようになりましょう。

「異常」はいつもとは違う、普通とは違うといった意味で使います。

一方「異状」は、普通の状態とは違って「悪い状態」のことに使います。

例えば体調などが悪くなった場合は「異状」が当てはまります。

簡単に覚えるならば「異常は正常ではないこと」「異状は普通とは違って悪い状態のこと」とするとわかりやすいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「異常」「異状」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも「違っている」という意味は同じですが、字で表す場合は「違いの意味合い」によって使い分けをするようにしてください。

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