この記事では、「疲れたよパトラッシュ」【つかれたよぱとらっしゅ】の意味や使い方、例文について分かりやすく説明していきます。
「疲れたよパトラッシュ」とは?意味
「疲れたよパトラッシュ」【つかれたよぱとらっしゅ】とは、ゲームしているとき疲労困憊【ひろうこんぱい】してプレイする気力がないというとき放つ言葉です。
かなり疲れが溜まり、眠気も襲っているような状態のときに使う言葉であり、意識が飛びそうになり、倒れてしまいそうな状態を表すときに使います。
この言葉を言う場面はかなり力を使い果たした状態であり、もう戦う気力がないというとき「疲れた」「無理」という限界に達してギブアップと言い表す決まり文句です。
「疲れたよパトラッシュ」の概要
かなり疲れた状態を言い表す言葉である「疲れたよパトラッシュ」は、1980年代にテレビで放送されていたアニメ『フランダースの犬』に出てくる主人公ネロ少年が言い放った言葉です。
ネロが「疲れた」と言って両目を瞑る前に真冬で雪が積もるベルギーの街をさんざん歩き回ったとき、明るい光が漏れるアントワープ大聖堂を見つけます。
大聖堂のドアを開けて中に入ると、たくさんの天使が描かれたルーベンスの絵が目に飛び込んできたネロは、その前で横たわり、疲れと凍死するすんでで「なんだか、とても眠いんだ」と言って眠るようにして亡くなるその場面から、若者はギブアップする直前に「疲れたよパトラッシュ」と言ってはやっていた行為をやめるときに使うようになったのです。
「疲れたよパトラッシュ」の言葉の使い方や使われ方
かなりの疲労が溜まって倒れそうになったとき「疲れたよパトラッシュ」と言いますし、凄い眠気に襲われてもうゲームプレイができないは、両目も開けていることさえできない酷い眠気が襲った状態のとき自分につぶやくようにして言うこともあります。
ゲームでは対戦相手に対していかに眠くて戦えないという気持ちを伝えるときにも使われている言葉です。
他にはZIP配布動画で挑戦者が解凍パスが難しくて解けず、解読不可能でヒントすら難しいと感じたとき「疲れたよパトラッシュ」と言って弱音を吐いて消えていくときや、兄弟達と奪い合うとき取得は無理だと弱音を吐くときに使われています。
最近はちょっと疲れた、眠いというような状態でもこの言葉を口にする人が増えており、私生活だけではなく、職場でも言い放って早く帰りたいと思う気持ちを言い表す人もいます。
「疲れたよパトラッシュ」の例文(使用例)
・『もう戦いすぎて疲れたよパトラッシュ』
・『昨日はゲームのやりすぎで手が痛いんだ。ごめん、疲れたよパトラッシュ』
・『疲れたよパトラッシュ。今日はこの辺でお開きにしよう』
ゲームで戦ってばかりいるとかなり疲れてしまい、もう戦う気力が残っていないと思ったとき対戦相手にさりげなく自分が疲れた気持ちを伝えてみるといいでしょう。
夜遅くまでゲームやったり、漫画を読んでいた人はなかなか眠れないため寝不足になったと伝えてみれば相手もそれだけ疲れているんだなと理解してくれる言葉になります。
何人かでパーティしたり、飲み会しているときに飲みすぎて疲れてしまったときは「お開きにしよう」と伝えて、解散するいい口実にも使える言葉です。
まとめ
本当に疲れて眠いと思ったとき「疲れたよパトラッシュ」と言ってみればもう力が残っていないという気持ちを言い表せる言葉になります。
自分が限界だと感じたときにさりげなくSNSや対戦相手へ伝えてみれば、その言葉を聞いた人は「早く寝ろ」と的確なアドバイスしてくれるでしょう。