「盲信」と「妄信」の違いとは?分かりやすく解釈

「盲信」と「妄信」の違い違い

この記事では、「盲信」「妄信」の違いを分かりやすく説明していきます。

「盲信」とは?

「盲信」とは「わけもわからないのに信じる」ことを言います。

例えば、本質が見えていないのに、信じてしまうといったことがあります。

感情、衝動に引きずられ、理性、分別がついていない状態になっている時に使います。

「彼女は、彼のことを盲信してしまって、誰の言うことも聞き入れない」「あの子は、みんなに流されて盲信しているだけだ」などと、使います。


「妄信」とは?

「妄信」とは「むやみに信じる」という意味になります。

例えばくだらない噂話の類を、後先も考えずに信じてしまう人がいます。

これは根拠のない話を誤った判断によって信じてしまう状態で「妄信」と言えるでしょう。

「あんな馬鹿げた話を妄信して、君はどうかしたのじゃないか」「すぐに人の噂話を妄信する」「あの話を妄信して言いふらしているようだが、君のやっていることは誹謗中傷だ」などと、使います。


「盲信」と「妄信」の違い!

「盲信」「妄信」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は意味が似ていますので、どちらを選んでもそれほど意味が変わることはありません。

「盲信」とは、わけもわからないのに信じるといった時に使います。

そのような状態を「盲目的」という言葉で表すこともできますが、まさに「盲目的に信じる」という状態です。

「盲目」という言葉は目が見えない、理性や分別をなくして適切な判断ができないという二通りの意味がありますが「盲目的」は後者の意味となります。

一方「妄信」とは、むやみやたらに信じてしまうといった意味になります。

例えば、噂話を聞けば、根拠がなくてもすぐに信じてしまう、人の話に騙されているといった状態が「妄信」というわけです。

まとめますと「盲信は、わけもわからないのに信じる」「妄信はむやみやたらに信じる」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「盲信」「妄信」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

非常に意味合いが似ている言葉ですが、微妙な違いがありますので、状況、状態によってふさわしい方を選び使うようにしてください。

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