飛行機のフライト表には、難しい表現が書いてあることもあります。
この記事では、「直通便」と「直行便」の違いを分かりやすく説明していきます。
お出かけの前に、チェックしておくと便利です。
「直通便」とは?
直通便とは途中どこかの空港に立ち寄りながら、目的地につく飛行機便のこと。
同じ便名でゴール地点に向かう、フライトを指します。
また乗り継ぎのない、長距離バスのことも「直通便」と呼んでいます。
飛行機の直通便があるのは、航空会社にとってメリットが大きいからです。
途中の空港に立ち寄ることで、多くのお客さんを乗せられます。
また燃料補給のために、中継地点の空港に降りることもあります。
日本の国内線ではあまり見られませんが、海外の航空会社では「ダイレクト・フライト」として、頻繁にこの手のフライトをおこなっています。
直通便と似た言葉に、乗継便があります。
その違いは「他の飛行機に乗り換えるか否か」ということ。
乗り換えなしで行けるのが直通便。
乗り換えありが乗継便です。
直通便は「経由便」とも呼ばれています。
「直行便」とは?
直行便とは途中どこの空港にも立ち寄らず、ノンストップで目的地につく飛行機便のこと。
余計な遠回りをしなくていいので、最短で到着できるフライト便になります。
国際線の飛行機には、色々な飛び方があります。
その中でも「直行便」は、ずば抜けて人気の高いフライトです。
たとえば羽田からニューヨークまで、直行便なら12時間強で行けます。
同じプランを直通便や乗継便で行こうとすると、さらに余計な時間がかかる計算になります。
まさに疲れ知らずの旅行や出張ができるのが、直行便の良さです。
魅力いっぱいの直行便ですが乗りたい人も多いため、乗継便にくらべてチケット代は高くなります。
年末年始やゴールデンウィークなどの連休には、料金相場も高めになります。
「直通便」と「直行便」の違い
どちらも交通にまつわる用語です。
「直通便」と「直行便」の違いを、分かりやすく解説します。
・ノンストップで行けるのが「直行便」
「直通便」と「直行便」はどちらも飛行機にまつわる言葉です。
「直通便」はフライトの途中で、どこかの空港に立ち寄る便のこと。
機体はそのままなので、乗り換える必要はありません。
そして「直行便」は目的地まで、ノンストップで飛ぶ便のこと。
ほかの経由地に立ち寄らないので、最短ルートで空の旅を楽しめます。
多少時間はかかっても、チケット代を安く抑えたいなら直通便。
チケット代が高くなっても、時間を優先させたい場合は直行便がおすすめです。
ちなみに「直通便」は高速バスにも使われる表現です。
まとめ
「直通便」と「直行便」の違いを分かりやすくお伝えしました。
どちらも空の旅にまつわるワードです。
「直通便」は経由便のこと。
給油や乗客の乗り降りのために、ほかの空港に立ち寄るフライト便です。
また直行便はノンストップで、到着地点に向かう飛行機です。
チケットを買う際の参考にしておきましょう。