この記事では、「真夏」と「夏」の違いを分かりやすく説明していきます。
「真夏」とは?
「真夏(まなつ)」とは、「夏の季節の中でも特に暑い時季・夏の一番暑い時季」のことを意味しています。
「真夏」というのは、「夏の盛り・夏の一番暑い盛り・盛夏や盛暑」のことを示している言葉なのです。
気象用語の「真夏日」は、「一日の最高気温が30度以上の日」を意味しています。
「夏」とは?
「夏(なつ)」とは、「春夏秋冬の四季の一つで、春と秋の間に位置づけられる暑い季節」のことを意味しています。
「夏」というのは天文学的には「夏至から秋分までの時季」で、現在採用されている太陽暦においては「6月~8月」に当たります。
太陽暦採用以前の太陰暦における「夏」は、「4月~6月」に相当します。
「夏」という季節は、北半球ではグレゴリオ暦の「6月~8月頃」、南半球では「12月~2月頃」になります。
気象用語の「夏日」は、「一日の最高気温が25度以上の日」を意味しています。
「真夏」と「夏」の違い!
「真夏」と「夏」の違いを、分かりやすく解説します。
「真夏」も「夏」も「春夏秋冬の四季の一つ(春と秋の間にある気温が高くて暑い季節)」を意味しているということでは似ていますが、「真夏」というのは「夏の季節の中でも特に暑い時季」のことを意味している違いがあります。
「夏」という季節は、おおむねグレゴリオ暦(太陽暦)の「6月~8月頃」を意味していますが、「真夏」というときは、夏の季節のうちでも一番暑い時季になってくる「7月下旬から8月中旬頃」を意味している違いを指摘できます。
また気象用語としての「夏・夏日」は「一日の最高気温が25度以上の日」ですが、「真夏・真夏日」のほうは「一日の最高気温が30度以上の日」になっている違いもあります。
まとめ
「真夏」と「夏」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「真夏」とは「夏の真っ盛り・夏の一番暑い時季」「真夏日は一日の最高気温が30度以上の日」を意味していて、「夏」は「四季(春夏秋冬)の一つ、春と秋にはさまれた気温が高くて暑い季節」「夏日は一日の最高気温が25度以上の日」を意味している違いがあります。
「真夏」と「夏」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。