「真面目」と「ストイック」の違いとは?分かりやすく解釈

「真面目」と「ストイック」の違い違い

この記事では、「真面目」「ストイック」の違いを分かりやすく説明していきます。

「真面目」とは?

「真面目」「まじめ」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「ごまかしたりいい加減なところがなく、本気であること」という意味で、真剣である様子を言います。

2つ目は「誠意がこもっていること」という意味で、真心がこもっている様子のことを言います。

上記に共通するのは「誠実である」という意味です。

「まじめ」「まじ」は、じっとも見つめる様子を表す「まじまじ」を表しています。

緊張してまじましと見つめる様子が、本気であることや、誠実なことを表すとして、「まじまじとした目」という意味で「まじめ」になったと言われています。

因みに「真面目」は当て字で、「真剣な面持ちの目」から来ていると言われています。


「真面目」の使い方

「真面目」「ごまかしたりいい加減なところがなく、本気であること」「誠意がこもっていること」という意味で使われます。

名詞・形容動詞として「真面目だ・である」と使われたり、形容詞として「真面目な」と使われたり、副詞として「真面目に」と使われたりします。

基本的に、本気である様子や、誠実で嘘偽りがない様子を表す言葉です。


「ストイック」とは?

「ストイック」は英語の「stoic」が日本語化した言葉で、意味は以下の通りです。

1つ目は「哲学用語でストア学派や、ストア学派の哲学者」という意味で、自己修練することで幸福を追求するという思想のことを言います。

2つ目は上記から転じて、「辛いことがあっても文句や弱音を吐かない様に感情をコントロールするという思想」という意味になります。

3つ目は更に転じて「自分を厳しく律する禁欲主義の人」という意味で、日本ではこちらの意味で使われることが多くなります。

「ストイック」の使い方

「ストイック」「哲学用語でストア学派や、ストア学派の哲学者」「辛いことがあっても文句や弱音を吐かない様に感情をコントロールするという思想」「自分を厳しく律する禁欲主義の人」という意味で使われます。

名詞・形容動詞として「ストイックだ・である」と使われたり、形容詞として「ストイックな」と使われたり、副詞として「ストイックに」と使われたりします。

基本的に、日本では自分に厳しく禁欲主義の人に対して使われる言葉です。

「真面目」と「ストイック」の違い

「真面目」「本気である様子や、誠実で嘘偽りがない様子」という意味です。

「ストイック」「自分に厳しく禁欲主義の人」という意味です。

「真面目」の例文

・『彼はチャラく見えるは根が真面目だ』

・『彼は真面目過ぎて冗談が通じない』

・『喋っていないで真面目に仕事しなさい』

・『課題に真面目に取り組んだ』

「ストイック」の例文

・『彼は常にストイックな生活をしている』

・『彼女はストイックなので恋愛に向いていない』

・『彼はストイックで毎日トレーニングを欠かさない』

・『トップモデルは常にストイックだ』

まとめ

今回は「真面目」「ストイック」について紹介しました。

「真面目」「誠実で嘘偽りがない」「ストイック」「自分に厳しい」と覚えておきましょう。

違い
意味解説辞典