この記事では、「稚魚」と「雑魚」の違いを分かりやすく説明していきます。
「稚魚」とは?
「稚魚」は卵からかえったばかりの魚のことです。
産まれたばかりの魚は、おたまじゃくしのような形をしており、成魚とは違い鰭がはっきりとした形をしていません。
成長するに従い、次第に鰭がはっきりとしてきます。
専門的には、成魚になる前の段階を「仔魚」と「稚魚」の二つに分けています。
鰭にすじが現れてくる前の魚のことを「仔魚」、鰭にすじが現れて親のすじの数と同じになった段階を「稚魚」といいます。
また、「稚魚」が成長するに従い、形が大きく変化する種類の魚もいます。
たとえば、カレイやヒラメは生まれたばかりのころは他の魚と同じように、目が側面についていますが、成長をすると片側に寄ってきます。
「雑魚」とは?
「雑魚」とは、いろいろな種類が混ざった小魚のことです。
小魚とはどれくらいの大きさなのか定義はありません。
また、取るに足りないものを「雑魚」ともいいます。
「稚魚」と「雑魚」の違い
「稚魚」は、卵からかえってまもない魚のことです。
「雑魚」は、さまざまな種類が入り混じった小魚のことです。
「稚魚」は小さいので、さまざまな種類の「稚魚」が混ざったものを「雑魚」ということができます。
まとめ
「稚魚」も「雑魚」も大きさは小さいですが、2つの言葉が意味するものは違います。