この記事では、「競り合う」と「張り合う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「競り合う」とは?
「競り合う」の意味と使い方について紹介します。
「競り合う」の意味
「競り合う」は「せりあう」と読みます。
意味は「お互いに先着を争うこと」「戦うこと」「口論すること」です。
「競り合う」の使い方
「競り合う」は、日常で使う時には主に以下の2つの意味になります。
1つ目は「目標に向かって、お互いに抜きつ抜かれつを繰り返しながら進んでいくこと」という意味で、実力がだいたい同じ者同士がお互いライバル意欲を出して争うことを言います。
2つ目は「相手に対して負けじと口論すること」という意味で、対立している相手に対して「絶対に負けたくない」と思い、ケンカ腰で自己主張することを言います。
どちらも「相手と優劣を争う」という意味が共通しています。
「張り合う」とは?
「張り合う」の意味と使い方について紹介します。
「張り合う」の意味
「張り合う」も「はりあう」と読みます。
意味は、「お互いに譲らない状態」「お互いに負けたくないと思って争うこと」になります。
「張り合う」の使い方
「張り合う」には以下の2つの意味があります。
1つ目は「お互いに譲らない状態が続くこと」という意味で、「意地を張り合う」などに使われます。
2つ目は「お互いに負けたくないと思って争うこと」と言う意味で、「主役を張り合う」などに使われます。
どちらも「両方面から同じ位の力で引き寄せられている状態」という意味が共通しています。
「競り合う」と「張り合う」の違い!
「競り合う」は「お互いにが負けたくないと思って争う状態」です。
「張り合う」は「お互いが譲らずに自分に引き寄せようとする状態」です。
まとめ
今回は「競り合う」と「張り合う」の違いをお伝えしました。
「競り合うは優劣を争う」、「張り合うは譲らずに引き寄せようとする」と覚えておきましょう。