「筋違い」と「お門違い」の違いとは?分かりやすく解釈

「筋違い」と「お門違い」の違い違い

この記事では、「筋違い」「お門違い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「筋違い」とは?

「筋違い」とは道理に外れている、手続きが違っている、見当違い、といった意味があります。

また筋肉などを傷めることも「筋を違えた」などと言いますので、そのような意味合いでも使います。

例えば関係ない人に苦情などを持ち込むといった時に「私に言うのは筋違いだ、彼に直接言ってくれ」などと、言います。


「お門違い」とは?

「お門違い」とは、目指している家、人を間違っていることを言います。

また、間違った方向性、見当違いといった意味でもあります。

例えば、自分勝手なお願いなどをする人に「お門違いの話だ」と言って断る台詞として使います。

ニュアンスとしてはかなり厳しい言い方となるでしょうか。

また、正しいと思ってしている行動が間違っている時、迷惑をかけられた側などが非難する時に「お門違いも甚だしい」という言い方で使います。

「お門違い」とは何かを「間違えている」という意味で使います。


「筋違い」と「お門違い」の違い!

「筋違い」「お門違い」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも正しくない言動に対して使われる言葉です。

似たような印象がありますが意味が違いますので混同しないように気をつけてください。

「筋違い」とは、道理に外れている、手続きが違っている、見当違いであるといった意味で使います。

つまり人として正しくない行動をとった際に使われるのです。

一方の「お門違い」は二通りの意味があります。

一つは目指す家、人を間違えていること、もう一つは間違った方向を目指すこととなります。

人としてどうかといった意味ではなく「間違えている」という意味で使います。

まとめますと「筋違いとは、道理に外れている、手続きが違っている、見当が違っている」「お門違いは目指すものを間違えている」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「筋違い」「お門違い」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

どちらも「見当違い」という意味では同じですが、それぞれの言葉の意味を正しく理解してふさわしい方を選び使うようにしましょう。

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