この記事では、嫌な画像などが含まれたホームページを見た際に使われる言葉である「精神的ブラクラ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「精神的ブラクラ」とは?意味
精神的ブラウザクラッシャーの略で、ブラウザクラッシャーとはホームページ閲覧ソフトであるブラウザが異常な動作などをしてしまい、パソコンごと再起動して止めるなどの強烈なエラーが発生してしまうことを指し、精神的にブラウザクラッシャー的なダメージが発生してしまうホームページを見たということを指します。
気持ちの悪い画像等だけでなく、気持ちの文体による長すぎる文章、下手な歌、音量の大きすぎるBGMなどが仕込まれたホームページなどが該当します。
「精神的ブラクラ」の概要
もととなった言葉のブラクラが2021年現在ではかなり少なくなっていると言えますが、言葉としては名残として残っていると言えます。
また、精神的ブラクラと呼ばれるものは基本的には個人サイト発祥のもので、サイトによるスタイルのものは2010年辺りから相当淘汰されていった感がありますが、ツイッターでの異常に攻撃的かつ理不尽なツイート、不快感を催すことを目的とした画像の添付に対して精神的ブラクラという言葉はまだ使われています。
ブログなどでも精神的ブラクラと呼ばれる画像が貼られているケースはありえますが、ある程度こちらから検索しないと発見できないのに対して、ツイッターはトレンドやいいねの紹介によって見る気もないのに見てしまうという現象が発生してしまいます。
ツイッターの自由度が高いことから発生していることとも言えるでしょう。
ツイッターの凍結条件に適合するケースも当然ありますが、特定のタレントに向けた気持ち悪いストーカー的な文章などであれば対策を講じてもしばらくは消えないという点も事実です。
ひどい精神的ブラクラ、極度の精神的ブラクラなどの強調表現も可能です。
「精神的ブラクラ」の言葉の使い方や使われ方
「明るさを極端に調節しただけで精神的ブラクラ画像になってしまった」「文体の気持ち悪さが精神的ブラクラ」「リツイートで精神的ブラクラが流れるのでこの人のリツイートはオフにした」などの使い方があり、ツイッター上でも使える言葉と言えます。
「精神的ブラクラ」の類語や言いかえ
「気持ち悪い画像」「SUN値が下がる画像」(SUN値はその人の正気度を表す数値でTRPGなどで用いられます)やや近い意味の言葉で、「閲覧注意と書かれた画像」「強烈なおじさん構文」(画像ではなく文章)など精神にダメージがあるもの全体が言い換えとして使うことが可能です。
まとめ
精神的ブラクラはブラウザクラッシャー的なダメージが精神に来るということで精神的ダメージが深いという意味で、頭がブラウザクラッシャーのようなエラーを起こすというところまでは進んでいませんが忌み嫌われているものです。
個人サイトが淘汰された後でもツイッターでこの言葉が生き残っているため、そう簡単に死語になることはないでしょう。