この記事では、「結婚指輪」と「ペアリング」の違いを分かりやすく説明していきます。
「結婚指輪」とは?
結婚のしるしとして新郎新婦が互いにやりとりする指輪、身につけているものが結婚をしていることを示す指輪です。
日本でこの指輪が普及したのは20世紀になってからだといわれています。
夫婦ともにつけることを考えて作られている指輪ですが、夫だけ、あるいは妻だけが身につけることや、どちらも身につけないこともあります。
つける指は、日本の場合は左手の薬指です。
どのような形なのか、どのような宝石がついているのかなど決まりはありません。
形には、装飾がなくゆがみもないリング状のもの、ウェーブがかかっているもの、リングを2つ、3つ重ねたような形のもの、宝石がはめられている部分がVの字になっているものなどがあります。
日本では、この指輪に使用される宝石として選ばれることが多いのはダイヤモンドです。
小ぶりのダイヤモンドを控えめに装飾したものが少なくありません。
リングに使用される素材には、プラチナ、イエローゴールド、ホワイトゴールド、シルバーゴールドなどがあります。
「結婚指輪」の使い方
身につけているものが結婚をしていることを表す指輪を指して使用する言葉です。
「ペアリング」とは?
「ペアリング」には、“pairing”のスペルと“pair rings”のスペルがあります。
ここでは、“pair rings”について解説をします。
この言葉の意味は、恋人同士がそろいでつける指輪です。
そろいには、衣服などの色や形などが同じという意味があります。
リングは指輪のことです。
つまり、「ペアリング」は形や色などが同じ指輪という意味になります。
どの指につけるか決まりはありません。
指にはそれぞれ意味があり、その意味にあわせてつける指を決めるカップルもいるようです。
形にも決まりはありません。
シンプルなリング状のもの、リングを2つ重ねたもの、2つのリングが交差しているもの、宝石をはめたもの、彫刻を施したものなど、さまざまな形があります。
男性も身につけることを考えて、大きな宝石は使用していないシンプルなデザインのものが選ばれる傾向にあります。
「ペアリング」の使い方
恋人同士がそろいで身につける指輪を指して使用する言葉です。
「結婚指輪」と「ペアリング」の違い
前者は新郎新婦が互いにやりとりする指輪、結婚をしていることを示す指輪です。
後者はまだ結婚していない間柄のもの同士で、そろいで身につけるものです。
「結婚指輪」の例文
・『ダイヤモンドを使った結婚指輪』
・『結婚指輪を常に身につけている』
「ペアリング」の例文
・『ペアリングを身につける』
・『彼からペアリングをプレゼントされた』
まとめ
どちらの言葉も2人が身につける指輪を指していますが、身につけるものがどのような間柄なのかという点に違いがあります。