この記事では、「脳内ストーリー」の意味を分かりやすく説明していきます。
気になる言葉を知って、新しい扉を開けていきましょう。
「脳内ストーリー」とは?意味
脳内ストーリーとは、ネガティブな台本のこと。
身の回りで嫌な出来事があったとき、悪い方へ考えすぎてしまう脳内回路のことです。
そもそも「脳内ストーリー」というのは「脳の内側に生まれるエピソード」のこと。
「脳内ストーリー」は自分にとって、ショッキングな出来事があったときに生まれます。
たとえば就活していて、行きたい企業から落とされたとき。
脳内ストーリーが生まれると「自分の存在そのものが、社会に必要とされていないのではないか」と不安に思うようになります。
また当時の面接官に対して、怒りやうらみの気持ちが湧いてくる場合もあります。
たまたまの線引きで外れただけなのに、悪い話に尾ひれとはひれを付けてしまうのが、脳内ストーリーの特徴です。
「脳内ストーリー」の概要
「脳内ストーリー」というのは、逆境にどう立ち向かっていくのかを説いた、メンタルケアから生まれた言葉です。
ショックな出来事があったとき、自分の中でさらに否定的な考えを付け加えてしまうことから、こう名付けられました。
生きていれば失恋もするし、行きたい会社から面接で落とされることもあります。
ただ好きな人と結ばれたとしても、その先に破局や離婚が待っていることもあります。
また行きたい会社に内定したとしても、その会社が一生安泰かどうかは誰にも分かりません。
つまり目の前の状況だけで、一喜一憂してしまうのは杞憂だということ。
勝手に「脳内ストーリー」を生み出して、悲劇のヒロインになってしまうのは勿体ないものです。
人生は思い通りにならないもの。
サバイバルゲームを生きているようなものです。
だからこそ自分を責めずに、しなやかなメンタルでいれば、どんな逆境があらわれても落ち着いて対処できます。
「脳内ストーリー」に惑わされず、なりたい自分を自分の手で作っていってください。
「脳内ストーリー」の言葉の使い方や使われ方
「脳内ストーリー」はこのように使います。
・『悪い脳内ストーリーなんか作らなくていいよ。もっと気楽に生きていこう』
・『あの人の言い分を鵜?みにしてる?脳内ストーリー展開はダメだよ』
脳内ストーリーとは、頭の中にうまれる思い込みや妄想のこと。
心を整えたいとき、アドバイスしたいときに使います。
「脳内ストーリー」の類語や言いかえ
「脳内ストーリー」はこのような言葉に置きかえできます。
・マイナス思考
・後ろ向き思想
いずれも、目の前に起こった出来事を否定的にとらえる言葉です。
まとめ
「脳内ストーリー」の意味と使い方をおさらいしました。
「脳内ストーリー」とは嫌な出来事が起こったときに、ふいにあらわれる妄想のこと。
自分を追い詰めてしまう、危険な考え方です。
どんなに辛い状況になったとしても、ハッピーな考えだけは捨てずにいたいものです。