「葉」と「枚」の違いとは?分かりやすく解釈

「葉」と「枚」の違い違い

この記事では、「葉」「枚」の違いを分かりやすく説明していきます。

「葉」とは?

「葉」とは、「よう」と読みます。

「葉」は助数詞で、木の葉、紙など「薄いもの」を数える時に使います。

「引き出しの奥から、一葉の写真が出てきた」「一葉のハガキ」などと言います。

また古い日本語の書物においては「葉」は小舟を数える時にも使われています。


「枚」とは?

「枚」とは「まい」と読みます。

「枚」は、助数詞で紙、板、皿といった「薄くて平たいもの」を数える時に使います。

また原稿用紙を数える時、相撲の番付で席次を数える時、相撲における階級の人数を数える時、田畑の区画を数える時なども「枚」を使うということも覚えておくといいでしょう。

「一枚、二枚、減っていても気づかれない」「原稿用紙200枚を買ってきた」「皿が3枚、欠けていた」などと使います。


「葉」と「枚」の違い!

「葉」「枚」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉はどちらも助数詞として使う共通点があります。

「薄いもの」を数える際には「葉」でも「枚」でもどちらを使っても構いません。

例えば、写真、ハガキなどです。

違いは「枚」の方が使える範囲が広いということになります。

「薄くて、平たいもの」全般に使えますし、他の意味合いもあります。

例えば相撲のおける番付で席次を数える時、階級の人数を数える時に使います。

「五枚上がった」「幕内を二枚減らす」などと言いますが、これは相撲を知らない人からすればどういう意味かあまりわからないかもしれません。

また田畑を一区画ずつ数える時も「枚」が使われます。

「田一枚」「田二枚」などと言います。

まとめますと「葉は薄いものを数える時に使う」「枚は薄くて平たいものを数える、相撲の席次、階級の人数を数える、田畑を数える」となります。

「枚」の方が意味合いが複数あると覚えておくようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「葉」「枚」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

「葉」は限定的な使い方で、「枚」の方が一般的によく使われています。

それぞれの言葉の意味を正しく理解して使い分けていきましょう。

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