「覇気を感じる」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「覇気を感じる」とは?意味と使い方

この記事では、慣用句の「覇気を感じる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「覇気を感じる」とは?意味

「覇気を感じる」の読みは「はきをかんじる」で、「物事に積極的に取り組もうとする意気込みや、人の上に立とうとする強い意志が感じられること」を意味する慣用句です。


「覇気を感じる」の概要

「覇気を感じる」「覇気」とは「進んで物事に取り組もうとする意気込みや、他に打ち勝とうとする強い気持ち」を意味します。

この「覇気」の語源としては、「覇者の意気」だとされています。

この「覇者」とは、もともと中国春秋時代の周王朝下において、徳によらず実力や諸侯の信を得て天下を治めた者の尊称で、そうした「覇者」が抱いていた意気が「覇気」だとされていたのです。

すなわち、「覇気」「人の上に立とうとする強い意志」の意味となったのです。

ちなみに私達が日常的によく使う「テキパキ」「パキ」や、「はきはき」「はき」は、この「覇気」から来ている言葉だとされています。

一般的には、「覇気が感じられる」場合に「覇気がある」と言ったり、「覇気が感じられない」場合に「覇気がない」と言う表現で使われることが多いと言えます。


「覇気を感じる」の言葉の使い方や使われ方

「覇気を感じる」の慣用句は、以下の例文のように使われます。

・『彼は仕事をテキパキとこなし、非常に覇気を感じるとして、周囲の評判が良いです』
・『ビジネスマンとしては、単に頭が切れるだけではなく、自信に満ち、積極性があり、覇気が感じられる行動力が重要です』
・『最近は覇気を感じることが出来ない若者が増えています。こんな状態では日本の将来が思いやられます』
・『最近では、男性社員よりも女性社員の方が、覇気を感じることができる人が多いと思えます。女性の社会進出が増えて、男性に負けないと言う自負と自信のある女性が増えているからでしょうか』
・『年齢と共に、体力や気力が衰えてくるため、高齢者に覇気を感じる事ことが少ないのは、仕方のないことです』

「覇気を感じる」の類語や言い換え

「覇気」の類語としては、「気概」「気迫」「気合」「意気」「意志」「野望」「向上心」などを挙げることが出来ます。

従って「覇気を感じる」は、「気概を感じる」「気迫を感じる」「気合を感じる」「意気を感じる」「意志を感じる」「野望を感じる」「向上心を感じる」と言い換える事が出来ます。

また「・・・を感じる」とする代わりに、「・・・がある」と表現することも可能です。

まとめ

「覇気を感じる」の読みは「はきをかんじる」で、「物事に積極的に取り組もうとする意気込みや、人の上に立とうとする強い意志が感じられること」を意味する慣用句です。

「覇気」の語源としては、「覇者の意気」だとされています。

また日常的に使われている「テキパキ」の「パキ」や、「はきはき」の「はき」は、この「覇気」から来ている言葉だとされています。

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