この記事では、「記憶」と「暗記」の違いを分かりやすく説明していきます。
「記憶」とは?
「記憶」は「きおく」と読み、以下の3つの意味と使い方があります。
1つ目は「過去に体験したことや覚えたことを、忘れずに心に留めておくこと」という意味で、「記憶に残る出来事」などと言います。
日常で主に使われるのはこちらの意味で、覚えたことを長く忘れない様にすることです。
自分から積極的に覚えようとすることもあれば、自然に頭の中に入って来ることもあります。
2つ目は「心理学用語で、過去の影響が脳や身体に残り、あるきっかけで再生されること」という意味で、「脳が痛みを記憶している」などと言います。
3つ目は「コンピュータに必要なデータを保存しておくこと」という意味で「ハードに記憶させる」などと言います。
上記に共通するのは「ある内容を長く残しておくこと」という意味です。
「暗記」とは?
「暗記」は「あんき」と読みます。
意味は「文字や数字などを、目で見ずにすらすら言える様に覚えること」です。
自分からあるものを覚えようとして、何も見ずにそれを完全に思い出せる状態のことを言います。
「暗記」は主に学習能力に対して使われることが多く、「英語の単語を暗記する」「数学の公式を暗記する」などと言います。
「暗記」は再生時の正確性が高く、100%完全に覚えることを「丸暗記」とも言います。
「記憶」と「暗記」の違い!
「記憶」は「過去に体験したことや覚えたことを、忘れずに心に留めておくこと」です。
「暗記」は「文字や数字などを、目で見ずにすらすら言える様に覚えること」です。
まとめ
今回は「記憶」と「暗記」の違いをお伝えしました。
「記憶は心に留めておく」、「暗記は完全に覚える」と覚えておきましょう。