「記載」と「掲載」の違いとは?分かりやすく解釈

「記載」と「掲載」の違い違い

この記事では、「記載」「掲載」の違いを分かりやすく説明していきます。

「記載」とは?

「記載」は、書類や書物に書いて記すことを意味します。

「記」には、しるす、かきとめる、かきつけたものという意味があり、「載」には、のせる、書きしるすという意味があります。

「記載」は、「しるす」という意味を持つ漢字を2つ重ねた言葉です。

「文献に記載されている」のように使用をします。


「掲載」とは?

「掲載」は、新聞や雑誌などに文章や写真を載せることを意味します。

「掲」には、目につくように示すという意味があります。

新聞や雑誌などに文章や写真を載せると人の目につきます。

「載」は印刷物にのせるという意味があります。

「新聞に投稿した短歌が掲載された」のように使用をします。


「記載」と「掲載」の違い

「記載」は書いて記すことです。

「掲載」は文章や写真を載せることです。

「記載」の場合は「書く」ことにだけ使用されますが、「掲載」は文章だけでなく写真についても使用される言葉です。

そのため「写真を記載」するのようには使用しません。

写真を雑誌や新聞に載せることは「写真を掲載する」のように使用をします。

まとめ

「記載」「掲載」は、書類や書物に関して使われる言葉ですが、意味が違います。

「記載」は書いて記すこと、「掲載」は文章や写真をのせることを意味します。

違い
意味解説辞典