「談話」と「会話」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「談話」と「会話」の違いとは?違い

この記事では、「談話」「会話」の違いを分かりやすく説明していきます。

「談話」とは?

「談話」は、話をすることですが、その話の仕方にポイントがあります。

「談話」「談」には、「かたる」といった意味があり、かたりあって話すことが「談話」となります。

基本的に複数の人とある事柄に関して、かたり合うことを「談話」と言います。

その複数人の集まりは公式でも非公式でも問題はありません。

「談話」の類語には、「対談」「談笑」「語り合い」「レクチャー」「チャット」などがあります。


「談話」の使い方

「談話」を用いた言葉には、「談話室」「炉辺談話」「談話体」「首相談話」などがあります。

使い方としては、「談話を楽しむ」「談話の冒頭」などとなります。


「会話」とは?

会って話すと書いて、「会話」

その意味の通り、2人以上の人が集まりお互いに話す行為を「会話」と言います。

その内容は、どんなものでも構いません。

世間話でも政治経済の話でも、愚痴でも、内容を問わず人が集まり話をすることを意味します。

「会話」の類語には、「トーク」「しゃべり」「語らい」「お話」などがあります。

「会話」の使い方

「会話」を用いた言葉には、「英会話」「日常会話」「会話文」「会話中」などがあります。

また、「会話」の使い方としては、「会話が弾む」「会話が続かない」「楽しい会話」などがあります。

「談話」と「会話」の違い

単に人が集まり話をする行為を「会話」という一方、「談話」の場合は、複数の人とある事柄に関して、かたり合うことを意味します。

なにか題材があり、その題材に沿った内容で話し合う場合に「談話」という言葉が用いられるのです。

そのため、単に人が集まり話をするだけでは、「談話」という言葉は用いられず、あくまでも単なる「会話」となります。

また、「談話」は、相手と打ち解け、くつろいで話すといった意味があり、「会話」の場合は、話のやり取りに重点が置かれることが多くなります。

「談話」の例文

・『私が属する部では、談話室でのたわいもない話の中で良いアイデアが生まれることがあります。』

・『談話の冒頭、少し厳しい言葉が上司から発せられて驚きました。』

・『今回の首相の談話は、いつもとは違い非常に興味深い内容でした。』

・『さっきまで談話室で少し休憩しながら、部下たちと話をしていたところです。』

「会話」の例文

・『僕は女の子と話をするとき、緊張してうまく会話を続けることができません。』

・『思い切って、英会話スクールに通い本格的に英会話を学ぶことにしました。』

・『ママ友が集まると何時間でも会話し続けることができます。』

・『久しぶりに会った友達と会話が弾み、帰りが遅くなってしまいました。』

まとめ

同じ人が集まり話をする行為でも、その内容によって異なる「会話」「談話」その違いを踏まえ、適切にそれが「会話」なのか、「談話」なのか、を使い分ける必要があります。

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