この記事では、「諦める」と「割り切る」の違いを分かりやすく説明していきます。
「諦める」とは?
「諦める」は「あきらめる」と読みます。
意味は、「もはや希望や見込なないと思い、それをするのをやめること」です。
現在既に行っていることや、やりたいと思っていること、夢や希望などが、成功したり叶ったりする見込みがないと判断して、自らそれに向けて行動することをやめる時の表現です。
元は仏教用語で「諦観(ていかん)」という言葉で、「本質をはっきりと見極める」という意味から転じて、「明らかに見極める」になり、更に「見切りをつける」という意味で使われる様になりました。
「割り切る」とは?
「割り切る」は「わりきる」と読み、以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は元の意味で「割り算で余りが出ないこと」であり、「合計金額が人数で割り切れる」などと言います。
2つ目は上記から転じて「私情を交えずに、ある条件に沿ってものごとに結論を出すこと」と言いう意味で、「上司とは割り切って付き合う」などと言います。
日常では、自分の思い通りにならなくても現状を受け入れ、感情を交えずにきっぱりと結論を出して、それに従い行動することに使われます。
「諦める」と「割り切る」の違い!
「諦める」は「希望や見込なないと思い、それをするのをやめること」です。
「割り切る」は「私情を交えずに、ある条件に沿ってものごとに結論を出すこと」です。
まとめ
今回は「諦める」と「割り切る」の違いをお伝えしました。
「諦めるは自らやめること」、「割り切るは受け入れて行動すること」と覚えておきましょう。