「豪語する」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「豪語する」とは?意味と使い方

この記事では、「豪語する」の意味を分かりやすく説明していきます。

「豪語する」とは?意味

「豪語する」は、できるかどうかの実現性は分からないが、大きくできると踏み込むことです。

豪は豪快の豪のことで大きく踏み込むことを表し、その言葉が語源となって表れているが故「豪語する」とは大きく踏み込むことにあり、できるかできないかという追究についてはスルーをします。

その為、「豪語する」とは言い方を悪く言えば、できないことを約束してかつできないとなった場合の責任も取らないケースが多いです。


「豪語する」の概要

「豪語する」は、豪快に嘘をつくという解釈も可能で、何故そのような解釈になるかは実現性があるかどうかを問われた場合、自信がない場合普通は無理ですと言いますが、「豪語をする」人物は無理ですと言いません。

つまり、できないと分かっていてもそういわざるを得ないのが「豪語する」で、出来ない場合においては嘘つきが確定しているため、「豪語する」は嘘つきが嘘をついて周囲に言いふらす行為そのものと解釈ができるのです。


「豪語する」の言葉の使い方や使われ方

「豪語する」は、出来もしないことをできると言いのける嘘つきに対して使用する言葉です。

なお、嘘つきが自ら、「豪語する」ということはまず無く、その理由は自分から嘘をつく者は嘘つきですと言わないが故「豪語する」は他人が嘘つきというレッテルを貼るために使用します。

「豪語する」を使った例文

・『自分を実業家だと豪語するのはどうかと思います』
この例は、嘘つきな人物如きが、自分は実業家であり、会社の経営者であると周囲に言いふらすのはどうなのかという例です。

「豪語する」は大きく踏み込んで公言することでこのケースは実業家であるという部分が大きく踏み込んで公言したことになりますが、真実ではないと看破されているが故、嘘つき呼ばわりされています。

というのも、「豪語する」はいわば嘘つきのことも指すのでこのケースでは嘘つきだと看破されているのです。

・『豪語するからには結果を残せ』
この例は、大きく踏み込んで自信があると言ったのだから結果を出すように言った例になります。

「豪語する」は大きく踏み込みできると言ってのける意味なのでこのケースの場合、それを信用してできるのであれば結果を残せと言っているのです。

無論、出来ない場合恐らく対象となる物はできない理由を追究され、嘘つきだったというレッテルを後から貼りつけます。

まとめ

「豪語する」は豪快に嘘をつくと考えれば、分かりやすい上、言葉の意味が持つ心理も分かりやすいです。

「豪語する」は、嘘をつく側の真理を読み解けば、何故そうする必要性があるかが分かります。

例えば詐欺を働くケースの場合、嘘をつくことが前提で嘘をついて騙すことで利益を得るのです。

他にも、自分の出世のためにはできないことでもできると言ってのけ、出来た場合出世が望めるという博打に近い考えを持つことも、「豪語する」になるため、「豪語する」とは必ず言い出した側に何か意図があります。

「考えるな、感じるんだ」とは?意味

これは、頭で分析したり考えるのではなく、直観的な感覚で物事を捉えなさい、という意味です。

「考えるな、感じるんだ」の概要

これは、1973年に世界で公開されたカンフー映画の「燃えよドラゴン」の中でブルース・リーが発したセリフです。

ブルース・リーという人は香港人で武道・アクション系の俳優です。

この映画では、リーが少年に蹴りを教えるシーンがあり、「五感を研ぎ澄ませろ」と言うのですが、少年はよくわからないようで、必死に理解しようと考えます。

そしてリーは「Don’t Think. Feel!」と少年に感情を込めて言います。

これを日本語に訳したら「考えるな、感じるんだ」という言葉になったということです。

なぜ、1973年公開という50年ほど昔の映画のセリフが今の時代でさえなんとなく聞いたことがある言葉になっているかというと、このブルース・リーという人はアジア人で初めて役者としてハリウッドに認められた人だからです。

それまではリーはアクションの演技指導という形でハリウッドに関わることはありました。

しかし当時アジア人は映画の主演はもちろん、脇役として重要な役にかかわることも難しい時代でした。

そして初めて企画して自分が主演でやりたいとハリウッドの制作側に打診した作品はアジア人を理由に断られてしまいました。

しかし、自国である香港でリーが主演する映画をヒットさせて実績を積みました。

そしてこの「燃えよ、ドラゴン」の作品では彼はハリウッドと自分で立ち上げた会社で合作という形でこの映画を世界中でヒットさせました。

アジアにとって、ものすごく盛り上がった映画です。

ですので、この言葉は未だに語り継がれているのかもしれません。

「考えるな、感じるんだ」の言葉の使い方や使われ方

映画の中では、頭で考えて理解するのではなく体感として理解しろ、という意味で使われています。

最近では意味が派生して、理解が難しい事や理解不能なことに対して使ったりもします。

また意味不明なイラストやアート作品にも使うこともあります。

「考えるな、感じるんだ」を使った例文(使用例)

・『このイラスト何が書いてあるのか全然わからない…考えるな、感じるんだ』
・『このアートは一体なんなの?なにを模った作品なの…考えるな、感じるんだ』

まとめ

昔の映画の一つの言葉の言い回しが未だに多くの人に語り継がれていることは本当に 素敵なことだと思います。

またアジア人がハリウッドで認められた背景も歴史が動いた瞬間、またリー自身が歴史を変えた人として感動的だと思います。

こうしてそもそもの概要がみんなが知らないような年になっても語り継がれていったらもっといいなと思います。

素敵な言葉はたくさんあるのでみんながそのような言葉をたくさん使って残していけたらいいなと思いました。

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