この記事では、「貧乏子沢山」と「裕福子無し」の違いを分かりやすく説明していきます。
「貧乏子沢山」とは?
「貧乏子沢山」の意味と使い方について紹介します。
「貧乏子沢山」の意味
「貧乏子沢山」は「びんぼうこだくさん」と読みます。
意味は「貧乏人に限って、とにかく子供が多いこと」です。
「貧乏子沢山」の使い方
「貧乏子沢山」には以下の2つの意味と使い方があります。
1つ目は元の意味で、「貧乏人は遊びに使うお金がなく、仕事が終ったら子作りに励むしかすることがないので、結果として子宝に恵まれてし幸せになること」です。
こちらは将来的に子供が稼ぐ様になり、生産性が上がり暮らし向きが楽になるという良い意味で使われます。
2つ目は、上記から転じて「貧乏な世帯なのに無計画で子供を作り、生活に困窮する」という意味です。
こちらは現代になり使われる様になった、生活苦を表す良くない意味の言葉です。
「裕福子無し」とは?
「裕福子無し」の意味と使い方について紹介します。
「裕福子無し」の意味
「裕福子無し」は「ゆうふくこなし」と読みます。
意味は「お金持ちほど子供がいない人が多いこと」です。
「裕福子無し」の使い方
「裕福子無し」は、世の中でお金持ちほど子供がいない人が多いことを言います。
ただし、こちらは辞書に載っている言葉ではなく、現代の社会情勢を表し、「貧乏子沢山」に対する言葉として造られた言葉です。
主に、「夫婦共働き」の世帯は、仕事に専念するので収入が多いけれども子作りの時期が遅れてしまい、その結果子宝に恵まれなくなることが多いというものです。
また、「裕福な人に子供ができない」のではなく、「子供がいないからお金がかからず裕福である」と解釈する人もいます。
「貧乏子沢山」と「裕福子無し」の違い!
「貧乏子沢山」は「貧乏人に限って、とにかく子供が多いこと」です。
「裕福子無し」は「お金持ちほど子供がいない人が多いこと」です。
まとめ
今回は「貧乏子沢山」と「裕福子無し」の違いをお伝えしました。
「貧乏子沢山は貧乏人に限って子供が多いこと」、「裕福子無しは金持ちに子供がいない人が多いこと」と覚えておきましょう。