この記事では、「赤テープ同士」を分かりやすく説明していきます。
「赤テープ同士」の意味
不良言葉で『ケンカ買います』同士
「赤テープ同士」の解説
「赤テープ同士」は「あかてーぷどうし」と読みます。
意味は「不良言葉で『ケンカ買います』同士」です。
1970年代から1980年代位までに流行った不良の目印で、通学かばんをぺっちゃんこにつぶして、取っ手部分に赤いビニールテープを巻き付けているのは「ケンカ買います」という意味、白いビニールテープならば「ケンカ売ります」という意味でした。
「赤テープ同士」が出会えばケンカの合図なのですが、実際にはメンチ切るだけで済ませることが多かったのです。
1981年に「横浜銀蝿」の「ツッパリハイスクール・ロックンロール」という楽曲の中に「タイマン張りましょ、赤テープ同士で」という歌詞があったことで広まりました。
「赤テープ同士」の使われ方
「赤テープ同士」は、1980年代の不良が使っていた言葉で、現在では死語になっています。
「最近は赤テープ同士が出会うことはなくなった」「赤テープ同士でケンカしてるのを見たことがない」などと言います。