「退社」と「退所」の違いとは?分かりやすく解釈

「退社」と「退所」の違い違い

この記事では、「退社」「退所」の違いを分かりやすく説明していきます。

「退社」とは?

「退社」には、2つの意味があります。

1つめは、勤めている会社をやめることです。

会社をやめることは「退職」ともいいます。

「退職」「職」をやめるという意味合いが強いのですが、「退社」「会社」をやめるという意味合いが強くあります。

もう一つの意味は、その日の勤務を終えて会社を出ることです。

「残業があって退社をしたのは23時になってしまった」のような使い方をします。


「退所」とは?

「退所」には、4つの意味があります。

1つめは、勤めていた研究所や役所など「所」のつくものをやめることです。

2つめは、その日の努めを終えて、研究所や役所など「所」とつく場所から出ることです。

3つめは、刑期を終えて刑務所からでることです。

刑務所も「所」がつきますが、研究所や役所は職場であるのに対し、刑務所は職場ではありません。

4つめは、養護老人ホームや児童養護施設などの社会福祉施設から出て生活をすることです。


「退社」と「退所」の違い

「退社」「退所」には、勤めていたところをやめる、ある場所から出るという意味がありますが、どこからやめるのか、どこから出るのかという点が異なります。

「退社」は、会社など「社」とつく場所をやめること、そこから出ることです。

「退所」は、研究所や役所など「所」とつく場所をやめること、そこから出ることです。

まとめ

2つの言葉は似たような意味がありますが、「社」とつく場所、「所」とつく場所という違いがあります。

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