「逃げる」と「逃れる」の違いとは?分かりやすく解釈

「逃げる」と「逃れる」の違い違い

この記事では、「逃げる」「逃れる」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。

この2つの言葉の違いや使い方を是非ともマスターにして、ご自分の知識にしてみてください。

「逃げる」とは?

最初に「逃げる」の意味をご説明致します。

「逃げる」の意味としては、様々なシーンで使われることを前提にあります。

例えばですが、鳥が鳥籠から「逃げる」とも使いますし、追ってくる者から「逃げる」とも使います。

また、自分がどうしても受け入れることはない事柄から「逃げる」際にも使われますので、把握しておいてください。

他にも使い方が色々とありますので、ご自分でアレンジ等して使いこなしてみてください。


「逃れる」とは?

次は「逃れる」の意味を解説していきます。

「逃れる」の意味としては、自分に及びそうな危険や不快から遠ざかることや、自分にとって不都合な状態や状況になる事を避ける意味として使われます。


「逃げる」と「逃れる」の違い

ここの項目では「逃げる」「逃れる」の違いを解説していきます。

「逃げる」「逃れる」の違いについては、上で説明したことを照らし合わせてみてください。

すると違いが見えてきます。

「逃げる」というのは、嫌なことや追って来る者等から自分が「逃げる」時に使うことが多いのです。

(他にも使い方は色々とあります) 「逃れる」というのは、自分に及びそうな危険から身を遠ざけることや、その様な状態や状況を回避する意味合いが強いのです。

「逃げる」と「逃れる」の使い方の違い

次は「逃げる」「逃れる」の使い方の違いを解説していきます。

「逃げる」「逃れる」の使い方の違いを見ていきましょう。

前者の場合は、「彼はいつも逃げるばかりである~」という使い方が妥当になるでしょう。

また後者の場合としては、「彼はこちらに来ていたので地震から逃れる~」という使い方がイメージしやすいでしょう。

「逃げる」を使った例文

・『毒親から逃げるようにして東京へ来たらしい』
・『逃げることは悪いことではないが、やり遂げる気力を身に着けることも大切だ』
・『警察から逃げる犯人をテレビで観た』
・『逃げるという事は、何かやましいことがあるのだ』
・『逃げる人は信用できないと言っていた』

「逃れる」を使った例文

・『こちらに引っ越していたので、難を逃れることになったのだ』
・『責任転嫁されそうになったので、事実を伝えて逃れることができた』
・『地震からは逃れることができましたが、会社は倒産してしまった』
・『罪から逃れる人で、人のせいにするのはどうかと思う』
・『津波から逃れることに成功したので、一安心だ』

「まとめ」

まとめとなりますが、「逃げる」というのは嫌な事や追って来る人等から「逃げる」意味合いが強いのです。

後者の「逃れる」というの降りかかってくる難などから、「逃れる」意味を表しております。

是非ともこの違いを理解していただき、上手に使いこなしてみてください。

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