この記事では、通ぶる人の意味を分かりやすく説明していきます。
通ぶる人とは?意味
通ぶる人とは、その道の専門知識があるふりをする者という意味があります。
その物事に関して、あたかも精通しているかのように曖昧な知識をひけらかし、知ったかぶりをするという意味合いもあります。
通ぶる人の概要
その専門知識を持っており、知っているように振る舞う通ぶる人は、よく専門的な知識を持っていないのに、知っているようなふりをして流暢に人前で話します。
表情も仕草もそれっぽい感じで話すので、聞いている人はその知識が本当であると思い込んでしまうのです。
そんな聞く人が驚く様を見ると嬉しい気持ちになる通ぶる人は、おだてられたり、褒められると調子にのり、ますます通ぶるふりをして、聞いてもいないことを話すのが特徴的。
この通ぶる人の話は止まらず、ますます専門的な商品名を出しては話すのですが、多くの人が聞いたこともないような名前を出してきて話すことで自分は通ぶっていると錯覚します。
そのため、高級品の話ばかりして、知らない人たちを見下したような目で見るのです。
安い大衆向けの話をする人は小ばかにし、知識がない人は味の分からない愚か者と見るところもあります。
しかし、本人はそんなことにはお構いなしで、あたかも飲んだことがあるように味を語り、香りを語る。
そんな知ったような口をきくところも周囲の人から嫌われてしまう原因となってしまうのです。
通ぶる人の言葉の使い方や使われ方
通のように振る舞う通ぶる人の言葉の使い方は、世の中にはまるで自分は専門家のような顔をして、真実とは違うことを平気で人に語るときに「あの人は何かと通ぶる」と忌み嫌われます。
また、いがいと通ぶる人が多くて驚くときは「世の中には通ぶる人が多くて驚く」と自分の驚愕する感情を伝えるときに使われている言葉です。
そんな通ぶる人は、一般向けのどこにでもあるものには興味を示さず、あまり世の中に出回っていないものに飛びつき、あたかも本当にそうであるかのように産地だの銘柄を語るところが「通ぶる人は大衆向けを嫌う」と思うときの感情を表します。
通ぶる人を使った例文(使用例)
・『通ぶる人への対処法は、より専門的な知識を伝えて思い知らせよう』
・『飲食店でやたらと通ぶる人が下品だと思うので、やめるように指摘する』
・『彼は何かと通ぶるところが周囲の人から忌み嫌われている』
無知な人を見下すような目つきで見る通ぶる人へは、その人よりもさらに専門的な知識を伝えることで見下すこともなくなります。
また、飲食店ではやたらと通ぶる人はどこかわざとらしく、いやらしさを感じさせ、下品なので中途半端な知識をひけらかすのはよくないと注意することが必要です。
注意しても、通ぶることをやめない人は、どうしようもない嫌味な奴だと周囲の人から嫌われるのでやめましょう。
まとめ
本当は知らないのに知っているように話す通ぶる人。
そんな人がいたら人を不快にさせますし、嫌われる原因になりますので、すぐにやめさせましょう。
注意してもやめないようであれば、本人のためにも通ぶる人を無視するか、さらに上手に出て、懲らしめることも必要です。