「野生のプロ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「野生のプロ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「野生のプロ」の意味を分かりやすく説明していきます。

SNSで見かける知らない用語を、調査していきましょう。

「野生のプロ」とは?意味

「野生のプロ」とは、本職なみに上手いこと。

プロみたいに腕のいいイラストや写真、作品につかいます。

「ただの素人がつくったとは思えない!」という意味があります。

少し変わっていますが、立派な褒め言葉です。

「野生のプロ」「野生」とは、ハングリー精神があること。

独学でプロのステージまで上がった、レベル違いのツワモノを指します。

そのためプロでは無いけれども、専門家も驚くくらい、すばらしい能力を持っている人を「野生のプロ」といいます。

ネットの向こうから大きなパワーを感じられる作品、ギラギラとした熱い魂が伝わってくるものが「野生のプロ」です。


「野生のプロ」の概要

「野生のプロ」とは『ポケットモンスター』のゲームに登場する言葉です。

ポケモンのゲームを楽しんでいると、いきなり野生系のポケモンが登場することもあります。

このとき画面の下に「あっ!やせいのピカチュウが飛び出してきた」というテロップが流れます。

この言葉をゲームファンたちが面白がって、SNSの世界に転用したものが野生のプロです。

ちなみにポケモンでは「専属トレーナーのいないキャラクター」「やせい」と呼んでいます。

つまり師匠がいないのに、独学でがんばっているノンプロが「野生のプロ」です。

そのため貪欲にがんばっているエキスパート、本職なみに腕を磨いているエースに使われます。


「野生のプロ」の言葉の使い方や使われ方

「野生のプロ」はSNSでこのように使われています。

・『表現力が、めちゃくちゃすごい。野生のプロだ!』
・『野生のプロに遭遇。お見それいたしました』
・『あ、野生のプロが飛び出してきた。感動しました』
「野生のプロ」はプロ並みに活動している人をあらわします。

オンラインゲームの対戦相手が格上で、頭が上がらないときにも使われています。

相手を持ち上げる表現なので、覚えておくといいでしょう。

「野生のプロ」の類語や言いかえ

「野生のプロ」はこのような言葉に、置きかえできます。

・その道のプロ
・レベチ
・ダンチ
・ジゲチ
ちなみに「レベチ」は、レベルが違うこと。

段違いにうまい人、桁違いにすばらしい人をあらわします。

「ダンチ」も、同じく段違いにすごいこと。

「ジゲチ」は次元が異なるくらい、才能あふれる様子です。

いずれも羨ましくなるくらい、腕の立つ人を褒めるときに使います。

まとめ

「野生のプロ」の意味と使い方をおさらいしました。

「野生のプロ」とは、玄人なみにすごい素人のこと。

ハングリー精神のある、達人をあらわします。

色々な分野でプロを負かしてしまうくらい、才能あふれた人を示しています。

同じような言葉として、レベチやジゲチがあります。

才能あふれる人を見かけたら、ぜひ使ってみましょう。