この記事では、「量産型女子」と「メンヘラ女子」の違いを分かりやすく説明していきます。
「量産型女子」とは?
「量産型女子」とは、最近SNS等で使われる様になって来た俗語です。
「量産型女子」とは、似たようなファッションやメイク、ヘアスタイルで、見た目に特徴のない女子のことを指します。
これは、ファッションやメイクやヘアスタイルに関心がないために起きているのではなく、流行のものを皆が追い求めた結果、同じような印象を受ける女子が増えたのです。
同じようなものが大量生産されることから引用して「量産型」が付けられ、女性ではなく「女子」となっているのは、女子大生などの若い女性の間で生じている現象だからです。
この「量産型女子」は必ずしも悪い意味で使用されるものではありません。
流行を追っているので、いわゆるダサいわけではありません。
しかし見た目と共にSNSに過剰に没頭したり、何かにつけてすぐ『可愛い』を連発したり、すぐに仲間と群れて行動すると言った特徴もあり、個性がなさすぎる事や語彙の少なさ等から、少し軽蔑の意味を込めて「量産型女子」と呼ばれる事もあります。
「メンヘラ女子」とは?
「メンヘラ女子」に使われている「メンヘラ」とは、精神的に不安定な人や心に病を抱えた人を指す俗語です。
この「メンヘラ」と言う言葉も、2010年あたりからSNSで使用される事が増えた言葉で、「メンタルヘルス」という言葉を省略して「メンヘル」となり、それが「メンヘレ」に変化したとされています。
俗語として広まるにつれて、精神的不安や心の病と言う病的なものを指すのではなく、そうした傾向のある場合に使われています。
従って「メンヘラ女子」は、感情の起伏が激しかったり、いつもネガティブ思考であったり、自分に自信がなかったり、人の目を気にし過ぎたり、女性に嫉妬しやすく、男性に守られたいと言う気持ちが強いと言った特徴を持つ女子を指す言葉となっています。
「メンヘレ女子」の中には個性的な「ファッションメンヘレ」と呼ばれるものを好む人も少なくありません。
これは自分が「メンヘレ」である事が個性だと考え、それを理解してもらうためのアピールのファッションだと心理分析されています。
「量産型女子」と「メンヘラ女子」の違い
「量産型女子」と「メンヘラ女子」は、いずれもSNS上で使用される事が増えた若い女性の類型・特徴を表現する俗語です。
しかし、その意味は全く異なり、「量産型女子」は、似たようなファッションやメイク、ヘアスタイルで、見た目に特徴のない女子のことを指すのに対し、「メンヘラ女子」は精神的に不安定な傾向や心に闇を抱えた感じのする女子を指す言葉です。
まとめ
「量産型女子」は、似たようなファッションやメイク、ヘアスタイルで、見た目に特徴のない女子のことを指すのに対し、「メンヘラ女子」は精神的に不安定な傾向や心に闇を抱えた感じのする女子を指す言葉です。
いずれもSNS上で広まった言葉で、「量産型女子」も「メンヘラ女子」も余り肯定的な意味で使われない事が多いと言えます。