「閉鎖空間」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「閉鎖空間」とは?新語・ネット用語

この記事では、「閉鎖空間」の意味を分かりやすく説明していきます。

「閉鎖空間」とは?意味

「閉鎖空間」とは、一般の方々に開放されることなく、常に閉鎖されているエリアのことです。

例えば、ガソリンを貯蔵するタンク内は、一般人の方々が居住空間として使用することなく、内部に立ち入ることはできません。

これは安全上、ガソリンを貯蔵するタンクを「閉鎖空間」として内部に人が立ち入らないと定義しているからです。

逆に核シェルターは、緊急時において使用される空間になりますので、「閉鎖空間」ではありません。


「閉鎖空間」の概要

どのエリアが「閉鎖空間」でどのエリアが「閉鎖空間」では無いかですが、ものすごく簡単に言えば、人体に影響がないエリア、人体怪我などのリスクを負わないエリアが安全な空間で、人体に有毒が物があるエリアや、絶対にけがをするだろうというエリアは、「閉鎖空間」です。

例えば、毒ガスが出ているエリアは「閉鎖空間」で毒ガスを貯蔵している場所も同様です。

次に怪我をするというのは、倒壊しそうなビル群すべてが「閉鎖空間」になるので危ないエリアはとりあえず、立ち入ってはならないので閉鎖された空間、と考えればわかりやすいです。


「閉鎖空間」の言葉の使い方や使われ方

「閉鎖空間」は、人体に対して安全上、健康上立ち入ってはいけない場所を指すために使用します。

例を挙げれば、有毒ガス貯蔵タンクは、「閉鎖空間」で立ち入る際には、防護服など安全装備が無い限りは入れない場所が「閉鎖空間」になります。

「閉鎖空間」を使った例文

・『毒ガスを貯蔵した閉鎖空間の点検に入る』
この例は、毒ガスを貯蔵している、一般人が居住できないエリアに点検に入る例です。

「閉鎖空間」は、一般人が居住できないエリアという定義があり、この例は、毒ガスをタンク内に貯めているが故、タンク内で生活はできないという例になります。

・『倒壊する可能性があるエリアを閉鎖空間に指定する』
この例は、建物が壊れて崩れるエリアをすべて一般人の立ち入りを禁止するエリアにするという例です。

「閉鎖空間」は一般の方が立ち入れないエリアになり、この例は、建物が崩れるが故、居住に適さないエリアに指定されています。

まとめ

「閉鎖空間」は、何故、そのエリアに立ち入ることができないかが重要です。

その理由は、居住に適さないという明確な理由があり、居住者の安全が絶対に確保できないという理由があるが故「閉鎖空間」は立ち入ってはいけないエリアになります。

逆を返せば、一見危険そうに見えるエリアでも、安全が確認されていれば、実は危険に見えるエリアを居住空間とすることが可能です。

例えば、ガソリンを貯蔵するタンクをあえて最初から入居スペースにした場合、ガソリンを貯蔵していませんのでガソリンから出る有害性物質はタンク内に付着していません。

よって、有害な物や危険な物がない場合、居住に適していると判断されれば、本来は人が入居するに際して適さない場所でも、入居ができるということです。