「青のり」と「パセリ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「青のり」と「パセリ」の違いとは?違い

この記事では、「青のり」「パセリ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「青のり」とは?

日本において食用として利用される数種類の海藻の総称で、アナアオサ、スジアオノリなどを使用しており、スジアオノリ、ウスバアオノリ、ヒラアオノリ、ボウアオノリだけを指して青のりという場合もあります。

その場合のアナアオサは「新青のり」という名称に区分されます。

基本的にどの素材を使用しているケースでも粉末状になっているのがいわゆる海苔とは異なるところです。

お好み焼きにふりかけたり、焼きそばにふりかけたり、たこ焼きにふりかけたり、天ぷらにふりかけて揚げたりというのがメインの用途です。

基本的には和の料理に使うのが一般的で、洋風、中華風の料理で使用するケースはアイデア料理の枠に入ります。

料理以外ではポテトチップスののりしおやせんべいの一部に青のりが用いられています。

販売形式は小袋に入っているものや、ふりかけやすい瓶型の容器に入っているものがあります。


「パセリ」とは?

セリ科の1種の二年草で、同属別種ですがイタリアンパセリもパセリに含まれます。

ハンバーグなどの大皿の料理の付け合せとして使われることも多く、独特の苦味の成分によって味を切り替える存在となっています。

パセリは一回で食べられるグラム数が少ないタイプの野菜ではありますが、グラムあたりのビタミンC含有量が非常に多いことも特徴となっていて、βカロテンも豊富に含まれています。

野菜として茎もあるスタイルで販売されていますが、振りかけるハーブとして販売されるケースも有り、このタイプはフリーズドライの瓶入りや粉末・パウダーの形で袋入りとなっています。

カレーライスやスパゲティに彩りや栄養、味の変化でふりかけたり、フライやスープ料理にふりかけたりという用途があります。

どちらかと言うと洋風の料理中心に使われていて、和食に使うとアイデア料理の枠に入ります。


「青のり」と「パセリ」の違い

「青のり」「パセリ」の違いを、分かりやすく解説します。

「青のり」「パセリ」はともに粉末にして料理に振りかけることがあるものですが、パセリは野菜、青のりは海藻となっていて、パセリは洋風料理中心、青のりは日本の料理中心、中でもソースを使う焼いた料理中心に使われます。

なお、パセリは粉末状にせず料理の付け合せとして使うこともあります。

パセリはビタミンCとβカロテンを豊富に含むことが特徴で、対して青のりは食物繊維の含有量と鉄分、カロテン含有量が高いところがメリットです。

パセリと青のりともにふりかけて使うことが多いことから瓶に入った形態で販売されているものもあります。

まとめ

パセリと青のりは緑の粉末としての見た目が非常によく似ているのですが、パセリの洋風料理と青のりの日本の焼き物の料理という用途が大きく異なっています。

どちらもやや苦味がありますがパセリのほうがより苦味が強くなっています。

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