この記事では、「預かる」と「預ける」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
先ずこの2つの言葉の意味から見ていきましょう。
意味を理解すると必然的に違いや使い方まで見えてきます。
「預かる」とは?
最初に「預かる」の意味をご説明致します。
「預かる」の意味としては、基本的に人から頼まれて物や人の面倒を見る意味で使うことが多いのです。
その他の使い方も色々とあります。
例えば職場で運営等を任せられる場合も「預かる」と使いますし、争い等を収める場合にも用います。
そして、後々は発表するものの、現段階ではシークレットにする場合も「預かる」という言葉は有効的に作用してきますので、参考にしてみてください。
「預ける」とは?
次は「預ける」の意味を解説していきます。
「預ける」の意味としては、こちらの意味としては「預ける」の逆を意味しております。
すなわち「預かる」というのは「頼まれる側」です。
しかしながら、こちらは「頼む側」になると解釈すると非常に分かりやすいでしょう。
よって意味としては、争いごと等の処理等を任せる場合や、人の面倒等を頼む場合、からだなどを寝かせる意味として使いますので、是非とも押さえておいてください。
「預かる」と「預ける」の違い
ここの項目にて「預かる」と「預ける」の違いを説明します。
上の意味を照らし合わせると簡単に違いは分かるはずですが、もっと簡単に違いを解説します。
「預かる」イコール「頼まれる側」と認識してください。
そして、「預ける」イコール「頼む側」と理解すると非常に簡単に違いが分かりますし、使い方まで見えてきます。
「預かる」と「預ける」の使い方の違い
次は「預かる」と「預ける」の使い方の違いを見ていくとします。
前者の場合は、「息子からアタッシュケースを預かるように頼まれたので、預かっている」というのが分かりやすいでしょう。
そして、後者の方は、「母親にアタッシュケースを預けることにしました」というのが非常にイメージがしやすいはずです。
「預かる」を使った例文
・『貴重品を預かるのは神経が磨り減る』
・『孫を預かるのは楽しい』
・『この場は私が預かるので落ち着いてください』
・『操艦を預かる』
・『この内容は今、発表するべきではない。この場は預かる方が賢明な判断だ』
「預ける」を使った例文
・『コインロッカーに荷物を預ける』
・『ベッドに体を預ける』
・『小さい息子を親に預ける』
・『貴重品を預けるのは信頼できる人物に預けるべきだ』
・『会社の経営を専務に預ける』
「まとめ」
まとめとしては、「預かる」というのは、人に物や人の面倒を頼む意味として使います。
その他には、争いの処理や、物事の運営、シークレットにしたい事柄等に対して使います。
そして、「預ける」というのは、逆の立場の人が「預かる」人に頼む際に使うことが多いのです。
よって意味としては、「預かる」の逆になると認識して、上手に使いこなしてください。