この記事では、「P禁」の意味を分かりやすく説明していきます。
親には聞けない言葉を、さくっと調べておきましょう。
「P禁」とは?意味
P禁とは、一般人が見てはいけないもの。
入ってはいけないものです。
ボーイズラブなど、内容が過激な作品に使われています。
「アダルトな内容なので、お子さまはご遠慮ください」という意味で用いられています。
「P禁」の「P」とは「ピープル」のこと。
一般ピープルの頭文字を取ったものです。
「過激な恋愛シーンが苦手な人は、見ないでください」という意味があります。
またこうした同人誌のサイトには、仲間うちのみぞ知る「秘密のパスワード」を設けています。
このパスワードの「P」を掛けているのが「P禁」です。
そのため「P禁」のPにはピープルとパスワード、両方の意味がはいっています。
「P禁」の概要
「P禁」はコスプレやボーイズラブのアニメが好きな、同人誌のグループから生まれた言葉です。
このような漫画には、過激なラブシーンが含まれていることもあります。
そのため「一見さんお断り」的なP禁をつかって、素人さんや初心者の閲覧を防いでいるのです。
「よそ者は立ち入り禁止」の訳が「P禁」です。
ちなみに「禁」といって思い出すのが「18禁」や「15禁」などの、映画で用いられるフレーズです。
これは18歳未満、そして15歳未満の観賞を禁止する言い回しです。
この年代の子どもが見るには相応しくない、アダルトなシーンが入っているので、こうした言葉で制限をかけています。
「P禁」の言葉の使い方や使われ方
「P禁」はこのように使います。
・『こちらの漫画はすべてフィクションです。P禁そしてJ禁になります』
・『P禁がかけられているのか、ログイン時にパスワードを求められた』
・『少し過激な内容だから、P禁の表示をかけておいてね』
「P禁」はサブカルチャー系の漫画の販売や、同人誌系のサイトで使われています。
またそうした漫画をあつかう、書店の店員同士が「一般人の目に触れないように」気を利かせて使うこともあります。
ちなみに「J禁」というのは、ジャニーズ関係者は禁止のこと。
トラブルに発展するので「芸能関係者の目に留まらないように、注意して取り扱ってください」の訳になります。
「P禁」の類語や言いかえ
「P禁」はこのような言葉に置きかえされています。
・一般人禁止
・パンピ禁
「一般人禁止」も「パンピ禁」も、ほぼ同じ意味合いがあります。
また「パンピ」とは一般ピープルの略語です。
アニメオタク以外の人を、区分けするときに使います。
まとめ
「P禁」の意味と使い方をチェックしました。
「P禁」とは一般ピープルお断りのこと。
過激な描写が含まれているので、ボーイズラブに興味がない人はご遠慮くださいという訳があります。
同人誌のサイトや、同人誌の漫画販売でつかわれる表現になります。
にわかファンを除外するフレーズなので、興味のない人は注意しておきましょう。