この記事では、「~する」と「~させる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「~する」とは?
「~する」とは、ある動作、行為を行うという意味になります。
自分の意思で行う時にこのような言い方となります。
「勉強をする」「彼に電話をする」「彼女は楽をするのが好きだから」などと使います。
「~させる」とは?
「~させる」とは、ある動作、行為をするように、仕向けることと、自由にすることを許す、まかせるといった意味があります。
例えば「この作業を彼にさせる」「テストをさせるが、途中で逃げた」などと言いますのは、ある動作、行為をするように仕向けることです。
一方で「本人のしたいようにさせる」「自由にさせる」などと言えば、自由にすることを許している、自然にまかせているといった意味合いとなります。
「させる」の前にある言葉、流れなどからどちらの意味合いなのか判断するようにしましょう。
「~する」と「~させる」の違い!
「~する」と「~させる」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも何か、動作、行為を行うことを表す言葉ですが、意味合いが違ってきます。
「~する」とは、本人の自主的な行動、動きとなります。
命令されているわけではなく、自分から何かを動きをとっているわけです。
一方の「~させる」とは、命令して人を動かすといった時に使います。
例えば「勉強する」と「勉強させる」ではまったく意味合いが違ってきます。
前者はするように言われたからという理由であっても、一応は自分の意思で「勉強」を行うわけですが、「勉強させる」とは本人側からの言葉ではなく、誰かが「勉強する」ように仕向ける時に使う言い方となります。
まとめますと「~する」とは自発的に行う、「~させる」とは人にある行動をするように仕向けるとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「~する」と「~させる」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
どちらも、行動、動作を表す言葉ですが、自分から動くのか、人に仕向けて動かすのかといった違いがあります。
言葉の意味を正しく理解して、使い分けていきましょう。