この記事では、「0時」と「24時」の違いを分かりやすく説明していきます。
「0時」とは?
「0」。
つまり、スタートを意味する「0時」。
「0時」は、つまり、その日1日のスタートを意味するものとなります。
1日は24時間です。
その24時間のスタート時点が「0時」となり、日付が変わった夜中の12時が一般的に「0時」となります。
ただし、「0時」だけで、必ずしも夜中の12時を示しているとは言い切ることはできません。
なかには、昼の12時、つまり、正午を「0時」と考えている人もいるかもしれません。
そのため、正確に時間を伝えるためには、何月何日の「0時」ではなく、何月何日の午前「0時」と伝えたほうが安心です。
とは言っても、基本、24時間を表す際、「0時」は、夜の12時を指し、昼の12時は正午といった言い方などで表します。
また、昼の12時を示す言葉に「午後0時」といったものはありません。
国立天文台では、夜の12時を「午前0時」。
昼の12時を「午後0時」と定めています。
主な使い方は、「午前0時」や「深夜0時」となり、夜中の12時を示すものとなります。
「24時」とは?
1日は24時間で「24時」と言えば、最後の数字となり、その日1日の最後の時間、終わりを告げる時間となります。
ただし、この「24時」という表し方は、いつの日付の「24時」を表しているのかわからない場合があります。
例えば、7日の「24時」と聞いた場合、6日から7日に変わった時間なのか、7日から8日になった時間なのか、分からなくなることもあります。
その場合、正解は7日から8日になった時間です。
「24時」の考え方は23時59分60秒だからです。
とは言っても、正確に相手に伝える時間を伝えるためには、8日の深夜0時と伝えたほうが安心です。
そのほか、「24時」には、「24時間営業」といったように1日中といった意味や「9時から24時まで」といった使い方もあります。
この場合の「24時」までは、夜中の12時閉店という意味となります。
「0時」と「24時」の違い
「0時」と「24時」の違いは、「0時」は1日の始まりを意味し、「24時」は、1日の終わりを意味するものとなります。
どちらも、時計で見れば12時に針がきた時刻を指します。
時計には、1~12までの数字しかなく、その12の中で24時間を表します。
午後3時があれば午前3時もあり、昼の3時なのか、夜中の3時なのかは、午後と午前で明確にします。
そうした中で用いられる「0時」と「24時」。
「0時」は、昼の12時と間違えられる可能性があり、「24時」は日付が間違えられる可能性がある、といったデメリットを踏まえ、用いることが必要な言葉となります。
まとめ
以上が「0時」と「24時」の違いです。
「0時」や「24時」だけで使用することも可能ですが、誤解を招かいないよう注意するためには、是非、「午前0時」や「深夜0時」といったような使い方を行うことをおすすめします。