個別指導塾の指導方法には、「1対1形式」と「1対3形式」があります。
この記事では、「1対1形式」と「1対3形式」の違いを分かりやすく説明していきます。
「1対1形式」とは?
「1対1形式」とは、生徒1人に講師1人がついて指導をする方法のことです。
マンツーマン指導とも呼ばれます。
「1体1形式」は、講師が生徒1人につきっきりになるので、生徒は講師からじっくりと教えてもらうことができます。
生徒ひとりひとり学習の進み具合、理解度は違い、複数人で授業を行うと、授業についてこれない生徒が出てきてしまうことがあります。
しかし、「1対1形式」であれば1人の生徒の理解度にあわせて学習することが可能です。
また、受験のため、学校の授業についていくためなど、生徒によって個別指導塾に通う目的が異なります。
複数人で授業をしていると目的が違う生徒にそれぞれあわせることが難しいのですが、「1対1形式」なら生徒の目的にあわせた授業を行うことができます。
料金は3万5千円から8万円ほどです。
「1対3形式」とは?
「1対3形式」とは、講師1人が生徒3人を教える授業方法のことです。
授業の流れは個別指導塾によって多少異なりますが、講師1人が生徒1人を教えているとき、他の2人の生徒は与えられた問題を解いていたり、ノートに書き写したりします。
授業時間を3等分にしてひとりひとりに指導するため、1人に裂ける時間が減少します。
料金は2万5千円から6万円ほどです。
「1対1形式」と「1対3形式」の違い
「1体1形式」も「1対3形式」も講師が1人という点では同じですが、教える生徒の数が違います。
「1体1形式」は生徒が1人、「1対3形式」は生徒が3人です。
1人に裂ける時間は「1対1形式」の方が多くなります。
まとめ
「1対1形式」と「1体3形式」では、講師1人が生徒1人に裂ける時間が異なるので、個別指導塾を選ぶときはその点を考慮するとよいでしょう。