この記事では、「around」と「about」の違いを分かりやすく説明していきます。
「around」とは?
「around」とは、「何かの対象をぐるりと取り囲んでいる円周上のイメージ・周囲・周辺」を意味している前置詞です。
例えば、“We sat around that tree.”(私たちはあの木の周りに座りました)などの英文で使われます。
「about」とは?
「about」とは、「何かの対象があるあたりのイメージ・大雑把な感じのあたりやまわり」を意味している前置詞です。
例えば、“There is a shop about the station.”(駅のあたりにお店があります)などの英文で使われます。
「around」と「about」の違い!
「around」と「about」の違いを、分かりやすく解説します。
「around」と「about」はどちらも「ある対象のまわり・およそ(約)・大体」を意味している英語ですが、「around」は「ある対象をぐるりと取り囲んでいる円周上のイメージ・周囲・周辺」を意味していて、「about」のほうは「ある対象のあたりのイメージ・まわり」を意味している違いがあります。
例えば、“around the ball”は「ボールを取り囲む周囲」を意味していますが、“about the ball”は 「ボールがあるあたり・まわり」を意味している違いを指摘できます。
また、「around」のほうが「about」よりも、「指示する時間の幅が長い」という違いもあります。
“around 5:00”は「4時50分から5時10分くらいの幅」ですが、“about 5:00”は「4時55分から5時5分くらいの幅」になるといったイメージの差があるのです。
まとめ
「around」と「about」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「around」とは「何かの対象をぐるっと取り囲んでいるさま・周囲・周辺」を意味していて、「about」は「何かの対象のあたり・まわり」を意味している違いがあります。
「around」と「about」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。