この記事では、「ITリテラシー」の意味を分かりやすく説明していきます。
「ITリテラシー」とは?意味
「ITリテラシー」の「IT」は、英語の「Information Technology」の略語で「インターネットを中心とした情報通信技術」を意味する言葉です。
また「リテラシー」は英語の「literacy」から来ているカタカナ語で、「読解記述力」を意味します。
従って「ITリテラシー」の意味は「通信・ネットワーク・セキュリティなどのITに関連する要素を理解する能力及び操作する能力」となります。
「ITリテラシー」の概要
「ITリテラシー」の言葉の意味は、前項で記載した通りですが、その言葉が意味する具体的な内容について、少し説明したいと思います。
「ITリテラシー」は比較的広い意味で使われており、企業の「ITリテラシー」教育等では、内容を3つに分類して施策が考えられています。
1つ目としては、情報を取捨選択して正しく使う情報の基礎リテラシーとでも言う能力です。
簡単な所では、インターネット検索して情報を習得し、その情報の真偽を精査し、それを仕事に活かすと言った一連の能力です。
2つ目としては、コンピューターリテラシーが挙げられます。
これは文字通りパソコン等の端末を使いこなす能力で、Word・Excel・PowerPointといったソフトを使いこなすと共に、業務に応じて必要なアプリや専用ソフトを使いこなす能力が、これに当たります。
3つ目としては、ネットワークリテラシーが挙げられます。
現在の「IT」はインターネットに接続する事が前提であり、このインターネット回線の基礎知識やセキュリティーに関する知識等がこれに当たります。
この「ITリテラシー」の必要度合いは、人によって異なりますが、一定のリテラシーは全ての若者に必要でしょうし、ビジネスマンとして働く場合は、そこに仕事に応じて必要な「ITリテラシー」をさらに積み上げる事が求められると言えます。
「ITリテラシー」の言葉の使い方や使われ方
「ITリテラシー」の言葉は、以下の様に使われます。
・『日本ではITリテラシーの向上を目指して小学校からパソコンの使い方教育が進められています。』
・『イントラネット構築等は、専門部署が担いますが、製造部門を含めたすべての社員に一定のITリテラシーが必要です。』
「ITリテラシー」の類語や言いかえ
「ITリテラシー」の「IT」の類語としては「情報通信技術」や「インターネット技術」が挙げられ、「リテラシー」の類語としては「能力」や「スキル」を挙げる事が出来ます。
従って、これらの類語を組み合わせ、「ITリテラシー」は「情報通信スキル」や「インターネット活用能力」などと言い換えることが出来ます。
まとめ
「ITリテラシー」の意味は「通信・ネットワーク・セキュリティなどのITに関連する要素を理解する能力及び操作する能力」を意味するカタカナ語です。