「K18GP」と「K18GF」の違いとは?分かりやすく解釈

「K18GP」と「K18GF」の違い違い

「K18GP」や、「K18GF」の刻印が刻まれた指輪などを見たことはありませんか。

両者は何が違うのでしょうか。

「K18GP」とは?

金は、24分のいくら、金が入っているかで24金や18金、10金などと表示します。

「K18」は、24分の18金が入っているという意味なので、金の割合は75%です。

「GP」は、Gold Plated(ゴールドプレーテッド)の略になります。

日本語では金メッキのことです。

「K18GP」と刻印されている場合は、本体は真鍮などで作られていて、18金でメッキされているという意味になります。


「K18GF」とは?

「GF」は、Gold Filled(ゴールドフイルド)の略で、日本語では、金張りのことです。

金で出来た板を高温と圧力で素材に圧着し、素材に金の層を着けます。

金の層が全体の重量の5%以上ある場合、「GF」と表記出来ます。


「K18GP」や「K18GF」の違い

大きな違いは、金で出来た層の厚さです。

メッキ処理の場合、金の層は0. 1ミクロン以下になることが多いのに対し、「GF」(金張り)は、総重量の5%以上と決められているため、分厚い金の層になります。

また、金メッキは一般的に、メッキ液で素材にメッキ処理するのに対し、金張りの場合は、金で出来た板を素材に圧着する方法で行います。

まとめ

どちらも本体の素材は18金ではないということに注意が必要です。

賢く取り入れ、手軽に18金の輝きを手にしましょう。

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