この記事では“usually”と“normally”の違いを分かりやすく説明していきます。
「usually」とは?
“usually”は(ユージュアリー)と発音します。
中学校で習うので、多くの人が「普通」「通常」「大抵は」「いつも」「一般的に」などの意味を持つと知っている単語です。
“I usually go to sleep at 10 P. M. ”は「私は普通午後10時に寝ます」と訳します。
一般的には繰り返して行われることを表現する時によく使う副詞です。
また毎回繰り返されたりする場合では、「毎回」「いつも」の意味を表す「always」を使います。
反対の意味を表す英単語には「決して〜しない」の「never」、「めったに〜しない」の“seldom”、「まれに/例外的に」の“rarely”があります。
「normally」とは?
“normally”は(ノーマリー)と発音します。
「標準的」「正常に」「普通は」「通常は」「普段は」「標準的に」などを表す時に使う副詞です。
外来語として使う「ノーマル」という言葉は多くの人が知っているので、この“normally”という英単語も覚えやすいとはずです。
ちなみに外来語の「ノーマル」は、英単語の“normal”(名詞・形容詞)になります。
“normally”を使う時には、何か基準になるものや標準となるものがあり、それと比較して「普通だ」「標準だ」と判断します。
“Normally, I don’t watsch TV. ”は、「普通だったらテレビは観ない」と訳します。
これは「例外的に今はテレビを観てる」とのニュアンスがあります。
反対の意味を持つ単語に“abnormally”があります。
外来語の「アブノーマル」(abnormal)は「異常」という意味で、「あの人アブーマルだから」などのフレーズを耳にすることもあります。
この単語の副詞が“abnormally”になります。
「usually」と「normally」の違い
“usually”と“normally”の違いを、分かりやすく解説します。
“usually”と“normally”は似たような意味を持つ言葉です。
しかしちょっとしたニュアンスの違いもあります。
例えば“I usually go to sleep at 10 P. M. ”では「普通は夜10時に寝るよ」と毎日のルーティーンを説明しているニュアンスがありありますが、“I normally go to sleep at 10 P. M. ”になると、「普通だったら10時に寝るよ」と、今日は例外的に10時に寝ていないというニュアンスが伝わってきます。
まとめ
“usually”も“normally”も普段の英会話でよく登場する単語です。
他にも同じように「一般的に」の意味する“generally”もあるので、これらのちょっとしたニュアンスの違いを理解して、その場の状況に適するものを使えるようにしておきましょう。