プロ野球の「練習試合」と「オープン戦」の違いとは?分かりやすく解釈

プロ野球の「練習試合」と「オープン戦」の違いとは?違い

この記事では、「練習試合」「オープン戦」の違いを分かりやすく説明していきます。

「練習試合」とは?

「練習試合」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「練習試合」「れんしゅうじあい」と読みます。

「練習試合」は主にスポーツで行われるもので、「公式ではない試合」を意味します。

逆に言うと、試合には「公式試合」があり、それ以外の試合を「練習試合」と呼ぶことがあります。

ちなみに「公式試合」は、各スポーツ団体などに正式に認められている試合のことを言います。

例えば、高校野球の場合は、甲子園大会を目指す予選と本線などが、公式試合となります。

「公式試合」の主な目的が、「勝つこと」「勝ち進むこと」であるのに対して、「練習試合」は、「選手やチームに経験を積ませる」という目的があります。

勝敗はそれほど重視せず、様々な選手を出場させて、経験を積ませるという意図があります。

普段とは違うポジションでプレーさせたり、あまり公式試合には出場機会がない選手にプレーさせたりします。

「練習試合」で活躍した選手を、公式試合に出場させるという、セレクションの意味も含まれています。


「オープン戦」とは?

「オープン戦」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「オープン戦」は、プロ野球などのスポーツにおいて、シーズン開幕前に行われる、非公式試合となります。

「公式試合」ではなく、その前に行われる「練習試合」のような意味あいを持ちます。

英語では「エキジビションゲーム」などと呼ばれています。

例えば、日本のプロ野球は、4月ころから公式試合が始まり、ペナントレースと呼ばれる143試合の長丁場が続きます。

「オープン戦」はそれ以前の3月中に開催されることが多くなっています。

「練習試合」のように、選手に経験を積ませる意図もありますが、公式試合直前の「練習試合」のため、セレクションの意味合いが強くなります。

レギュラー確定ではない、当落線上の選手たちが鎬を削る舞台となり、レギュラーが確定している選手は、「肩慣らし」の場となります。

プロ野球以外でも、サッカーの『Jリーグ』、プロバスケットボールリーグの『Bリーグ』などでも、「オープン戦」が開催されています。


「練習試合」と「オープン戦」の違い

「練習試合」「オープン戦」の違いを、分かりやすく解説します。

「練習試合」は、「公式ではない」という意味があり、「オープン戦」「公式試合の前に行われる試合」という意味があります。

このように「オープン戦」「練習試合」の中の一部と考えることができます。

「オープン戦」は、ペナントレースなどの長丁場の公式戦の前などに開催される、セレクションや肩慣らしの意味が強い「練習試合」という意味合いがあります。

まとめ

「練習試合」「オープン戦」の違いについて見てきました。

「練習試合」の一つとして「オープン戦」があることがわかりました。

両者の違いを知り、言葉を使いわけられるようにしましょう。

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