この記事では、温泉の「家族風呂」と「貸し切り風呂」の違いを分かりやすく説明していきます。
「家族風呂」とは?
温泉や旅館などで、家族だけで利用できる風呂のことです。
温泉施設には、大浴場と呼ばれる風呂が用意されています。
この風呂は男女別になっていますが、不特定多数の人が利用をします。
家族で温泉などに出かけたときには、男女別ではなく家族一緒に入浴したい、といった利用者がいます。
また、大浴場では騒ぐ人がいてゆっくりできないため、家族でゆっくり風呂に入りたいという利用者もいます。
こういった要望に応えて、家族だけで利用できる風呂が設置されるようになりました。
一般的な家庭にある1~2人が入る風呂よりも、浴室が広くなっています。
風呂の種類は、室内風呂、露天風呂、バリアフリーなど多様です。
利用方法は、温泉到着前に予約する、フロントに聞いて空いていれば利用できる、来館時に予約するなど、施設によって異なります。
「家族風呂」の使い方
家族だけで利用する風呂を指して使用する言葉です。
「貸し切り風呂」とは?
温泉や旅館などで、特定の人や団体の専用として貸し出される風呂のことです。
「貸し切り風呂」には2つのタイプがあります。
一つは、客室に設けられている風呂です。
この風呂は、その客室を利用している客だけが専用で利用できるものです。
風呂の種類はさまざまで、ひのき風呂、岩風呂などがあります。
もう一つは、客室に設けられているのとは別の浴場です。
風呂の種類は、内湯、露天風呂などさまざまです。
風呂の大きさも施設によってさまざまあります。
客室の外に設けられている「貸し切り風呂」を利用するためには、予約が必要な場合があります。
どちらのタイプの風呂も、男女一緒に入りたい、人目を気にせずに入りたいという人に適しています。
「貸し切り風呂」の使い方
特定の人や団体が専用で使う風呂を指して使用します。
カップル、家族、友達、一人など、さまざまな人が、この風呂を利用しています。
「家族風呂」と「貸し切り風呂」の違い
どちらの言葉も同じような意味です。
前者の言葉は「家族」に焦点を当てています。
家族だけが専用で使える風呂です。
後者の言葉は家族に限らず、予約をした人などが専用で使える風呂です。
カップル、友達同士などで利用することもあります。
「家族風呂」の例文
・『家族風呂にゆっくり浸かる』
・『家族風呂を喜んで子どもがはしゃぐ』
・『家族風呂に1時間も入っていた』
・『せっかくだから家族風呂を予約しよう』
「貸し切り風呂」の例文
・『貸し切り風呂で温泉を満喫する』
・『貸し切り風呂の予約をする』
・『バリアフリーの貸し切り風呂で助かる』
・『源泉かけ流しの貸し切り風呂』
まとめ
どちらの言葉も同じようなことを指しており、特定の人が専用で使うことができます。
しかし、やや意味合いが異なり、一方は家族だけ、もう一方は家族に限らず特定の人だけが利用できる風呂を指しています。