飲み屋やキャバクラはスタッフさんが独自の言葉で掛け合いをすることがあり、省略語として特徴的なものが多いのが特徴です。
比較的有名な言葉としては「オーラス」があり、これは他の意味も含んでいるので使用する際には注意しましょう。
この記事では、「オーラス」の意味を分かりやすく説明していきます。
「オーラス」の意味とは?
飲み屋やキャバクラで使われる「オーラス」はオープンとラストの2つの言葉が合わさったものであり、お店の開店時間から閉店時間までお客さんが飲み続けることを表します。
またこれと同様にお店のスタッフの人が開店時間から閉店時間までフルに働くことも表します。
「オーラス」の概要
お客さんが「オーラス」をすることは、非常に高い料金を支払うことになるのでお金持ちの人がすることが多いのが特徴です。
これと比べるとスタッフの方が営業時間フルに働く意味の「オーラス」はこの業界ではよくあることですが、お酒が絡む以上身体的な負担も大きいのですがしっかりと働いた分だけ稼ぐことが可能です。
「オーラス」の言葉の使い方や使われ方
飲み屋やキャバクラで使われる「オーラス」はオープンとラストという営業時間を表したものですが、実はこの言葉は他のジャンルで使われるものもあり、こちらは語源や意味がまるで違うので注意しましょう。
キャバクラなどは「オーラス」をするのは相当なお金が掛かりますが、大学生などがサークルの飲み会で「オーラス」をする時は比較的リーズナブルなお店も多くお店も賑やかになります。
ライブやアイドルのイベントで使われる「オーラス」はオールラストの言葉を縮めたものであり、これは公演やイベントの最終日を表すものとなっています。
これらのイベントは複数日に渡って行われることも多く、最後の日は特に盛り上がることから特別な意味として「オーラス」を用いるのが特徴です。
類義語としては「グランドフィナーレ」や「千秋楽」があり、どのイベントでも最終日は特別視されるものとなっています。
麻雀で使われる「オーラス」はオールラストの言葉を縮めたものであり、これは試合の最終局面を表すものとなっています。
麻雀の場合は南の第4局を示すものですが、これ以外のゲームジャンルにも稀にですが使われることがあります。
「オーラス」を使った例文(使用例)
・『久しぶりに来店してきた男性はオーラス宣言をしたので、キャストは総出でもてなした』
・『彼女は昨日オーラスで働いたので、久しぶりに筋肉痛になったそうだ』
・『キャバクラ嬢のオーラスはお酒を飲む関係性から、翌日二日酔いが酷いそうですね』
まとめ
飲み屋やキャバクラで使用される「オーラス」はお客さんが営業時間から閉店時間までフルの飲むという意味と、スタッフやキャストが営業時間フルに働くという意味の2つがあります。
ここで使われる「オーラス」はオープンラストという語源であり、他のライブや麻雀で使われる「オーラス」とは意味が違うで気を付けましょう。