この記事では、魚を「さばく」と「下ろす」の違いを分かりやすく説明していきます。
魚を「さばく」とは?
魚を「さばく」の意味と使い方について紹介します。
魚を「さばく」の意味
魚を「さばく」は漢字で「捌く」と書きます。
意味は、「魚を切り分ける」「解体する」です。
魚を「さばく」の使い方
魚を「さばく」は、「魚を切り分ける」「解体する」など、魚を調理する上で必要な下処理全体に使われる言葉です。
「さばく」は「料理する時に、材料に包丁を入れて切り離し、ばらばらにする」という意味で、特定の切り方のことを表しているのではありません。
魚を料理する前に、「切り分ける動作」そのものを表す言葉で、その後すぐに料理するとは限らないのです。
魚を「下ろす」とは?
魚を「下ろす」の意味と使い方について紹介します。
魚を「下ろす」の意味
魚を「下ろす」は「おろす」と読みます。
意味は「魚の身を本体から切り離す決まったやり方のこと」です。
魚を「下ろす」の使い方
魚を「下ろす」は、魚の骨と身を切り離した状態にする、決まったやり方のことを言います。
「おろす」は元々「解体する」という意味ですが、魚に関してはある料理方法に合わせて切り分ける、決まった「下ろしかた」があります。
「二枚下ろし」は、骨の付いた状態で魚を縦半分に切ることを言います。
骨は左右の身どちらかに付いていることが多く、中には骨も左右に切り分ける場合もあります。
「三枚下ろし」は、魚を左右の身と骨の3つに切り分けることを言います。
いずれも、調理内容に合わせて使い易い状態に切り分ける時に使われます。
魚を「さばく」と「下ろす」の違い!
「さばく」は「魚を切り分けること」「解体すること」です。
「下ろす」は「魚の身を本体から切り離す決まったやり方のこと」です。
まとめ
今回は魚を「さばく」と「下ろす」の違いをお伝えしました。
「さばくは解体すること」、「下ろすは決まった切り分け方をすること」と覚えておきましょう。
