この記事では、「看護」と「介護」の違いを分かりやすく説明していきます。
「看護」とは?
「看護」の意味と使い方について紹介します。
「看護」の意味
「看護」は「かんご」と読みます。
意味は「病気やケガした人に対して、医療行為や身の回りの世話など、健康状態が回復するまで支援すること」です。
「看護」の使い方
「看護」は、病気やケガした人に対して、医師の指示に従い医療行為をしたり、寝たきりの人に対して身の回りの世話など、健康状態が回復するまで支援することを言います。
「看護」を専門にする人のことを「看護師」と言い、国家資格が必要な職業です。
「看護師」の最も大きな特徴は、「医療行為ができる」という点です。
介護士の場合は「服薬介助」のみ認められていますが、「看護師」は「服薬」「注射・点滴」「酸素吸入」「吸引」など、医師に代わって医療行為ができます。
また、「看護師」は、入院患者や訪問サービスなどで、「介護」もします。
「介護」とは?
「介護」の意味と使い方について紹介します。
「介護」の意味
「介護」は「かいご」と読みます。
意味は「高齢者や病気・ケガで動けない人に対して、安全かつ快適に日常生活ができる様に支援すること」です。
「介護」の使い方
「介護」は、高齢者や病気・ケガなどで動けない人に対して、安全で快適に日常生活が送れる様に支援することを言います。
「介護」は主に「生活支援」と「身体介護」に分かれ、「生活支援」は買い物や調理、掃除などを支援する行為で、「身体介護」は身の回りを世話することです。
「食事介助」「入浴介助」「外出介助」など、必要とする人の行動を手伝います。
また、「訪問介護」は「ヘルパー」とも言われ、在宅で思う様に動けない高齢者を訪問して、支援する仕事です。
「看護」と「介護」の違い!
「看護」は「病気やケガした人に対して、医療行為や身の回りの世話など、健康状態が回復するまで支援すること」です。
「介護」は「高齢者や病気・ケガで動けない人に対して、安全かつ快適に日常生活ができる様に支援すること」です。
まとめ
今回は「看護」と「介護」の違いをお伝えしました。
「看護は医療行為+介護」、「介護は身の回りの世話」と覚えておきましょう。