「軽視」と「蔑視」の違いとは?分かりやすく解釈

「軽視」と「蔑視」の違い違い

この記事では、「軽視」「蔑視」の違いを分かりやすく説明していきます。

「軽視」とは?

「軽視」「けいし」と読みます。

意味は「軽く考えて、その価値や影響力を認めないこと」です。

人や物に対して使われ、「大したことはない」と考えて大切にしなかったり、能力を認めて正しく使おうとしないことを言います。

「女性軽視」という場合、「女性である」というだけで能力や価値などを認めて貰えない風潮などを表します。

見下したり、バカにするという意味まは含まれません。


「蔑視」とは?

「蔑視」「べっし」と読みます。

意味は「相手をあなどって見くだすこと」です。

主に人に対して使われ、最初からバカにして見下すことを言います。

「蔑」「さげすむ」「ないがしろ」とも読み、「バカにする」という意味です。

「女性蔑視」は、最初から「女性は男性よりも劣っている」という考え方をする人や風潮のことを言います。

最近では東京五輪・パラリンピック組織委員会会長が、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言して「女性蔑視である」と問題になりました。


「軽視」と「蔑視」の違い!

「軽視」「軽く考えて、その価値や影響力を認めないこと」です。

「蔑視」「相手をあなどって見くだすこと」です。

まとめ

今回は「軽視」「蔑視」の違いをお伝えしました。

「軽視は認めないこと」「蔑視は見下すこと」と覚えておきましょう。

違い
意味解説辞典