この記事では、「悲しい」と「寂しい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「悲しい」とは?
「悲しい」は「かなしい」と読みます。
意味は「心が痛んで泣けてくるような気持ちのこと」です。
人やペットの命が失われたり、辛い思いをして、心が痛んでいる様子に重点を置いた言葉です。
人は「悲しい」と泣きたくなったり、落ち込んだりしますが、その様な心の動きの様子に使われます。
「悲」という漢字は、上が「左右に別れる」、下は「心臓」を表し、「心が引きちぎられる」という意味の象形文字です。
「寂しい」とは?
「寂しい」は「さびしい」または「さみしい」と読み、意味は以下の3つです。
1つ目は「心が満たされず物足りない気持ちのこと」という意味で、「口が寂しくてつい食べてしまう」などと言います。
2つ目は「側に誰もいなくて心細い」という意味で「一人寂しく帰る」などと言います。
3つ目は「人の気配がなくてひっそりしている」という意味で「寂しい場所」などと言います。
上記に共通するのは、「孤独で心細く感じる」という意味です。
「悲しい」と「寂しい」の違い!
「悲しい」は「心が痛んで泣けてくるような気持ちのこと」です。
「寂しい」は「孤独や物足りなさで心細い気持ちのこと」です。
まとめ
今回は「悲しい」と「寂しい」の違いをお伝えしました。
「悲しいは心が痛い」、「寂しいは心細い」と覚えておきましょう。