この記事では、「家族葬」と「一日葬」の違いを分かりやすく説明していきます。
「家族葬」とは?
「家族葬」は、亡くなった方の家族、親しい友人を中心とした、少人数で行う葬儀のことです。
何人程度参列するのか定義はありません。
親しい人たちだけで故人との思い出に浸れる、悲しみを共有できるといった特徴があります。
しかし、遺族が把握していない人脈があった場合、葬儀が終わってから故人と親しい人が自宅を訪れ、遺族が対応に困るというケースが見られます。
また、「なぜ、知らせてくれなかったのか」と怒りをぶつけられることもあります。
そのため、葬儀のお知らせをどの範囲まで行うのか慎重に決めることが、後々のトラブルを回避するために重要です。
「一日葬」とは?
「一日葬」は、通夜は行わず、葬儀・告別式、火葬を一日で行う葬儀のことです。
通夜を行う場合、1日目に通夜、2日目に葬儀・告別式、火葬という流れになります。
2日間の準備や参列者への対応をしなければならず、遺族の負担となります。
「一日葬」は通夜がなく1日で終わるので、2日間に分けて行われる葬儀に比べて負担が少なくなります。
「一日葬」とはいいますが、葬儀・告別式、火葬の前日には葬儀会社との打ち合わせがあります。
「家族葬」と「一日葬」の違い
「家族葬」は、亡くなった方と親しい人で行う小規模な葬儀のことです。
仏式の場合は通夜、葬儀・告別式、火葬を行います。
「一日葬」は、通夜を行わず、葬儀・告別式、火葬を一日で行う方法です。
参列者の定義はありません。
まとめ
「家族葬」と「一日葬」の大きな違いは、仏式の場合は通夜を行うのか、行わないのかという点です。