「ジャングル」と「サバンナ」は、どちらも自然を感じさせる言葉ですが、違いを知っていますか。
この記事では、「ジャングル」と「サバンナ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ジャングル」とは?
「ジャングル」は、植物がうっそうとしている森林のことです。
一般的には、熱帯雨林のことを指しています。
「ジャングル」に生えている植物は常緑樹が多く、常緑樹にはつる性植物が絡まっていることがあります。
常緑樹に絡まる植物の中には、寄生をしているものもいます。
熱帯雨林は年間を通して降雨量が多く、赤道に近く平均気温が26度ほどです。
一部の植物を除き、植物が生育するためには、水と光が必要です。
「ジャングル」には、植物が育つために必要なものが十分に存在しています。
しかし、ジャングルの地面近くに生える植物は、樹高のある常緑樹によって光が遮られているため、薄暗いところでも生きのびられるように適応しています。
「サバンナ」とは?
「サバンナ」は、熱帯・亜熱帯地方に見られる乾季のある草原地帯のことです。
サバナ、サバナ気候と呼ばれることもあります。
「サバンナ」で生育している植物は、葉の密度が低い樹木やイネ科植物です。
樹木の葉の密度が低いと、葉と葉の間を光が通り、それぞれの葉に十分に光が当たるようになります。
また、多くの植物は先端部分を食べられてしまうと、上に伸びていくことができませんが、イネ科植物は先端を食べられても植物の根元付近から葉が伸びてくるため、生育することができます。
「ジャングル」と「サバンナ」の違い
雨量が多いのは「ジャングル」です。
「サバンナ」は乾季があります。
植物の量が多いのは「ジャングル」です。
まとめ
「ジャングル」と「サバンナ」は、雨量や植物の量が全く違います。