この記事では、“bgm”と“se”の違いを分かりやすく説明していきます。
「bgm」とは?
“bgm ”は、back grand musicという英単語の略語で、意味は背景音楽という意味です。
背景音楽とは、動画コンテンツに音楽を合わせることで臨場感を出す演出のことを意味します。
ここで言う臨場感とは、動画が楽しいように見える場合は楽しい音楽を用いて楽しい場面であると表現し、悲しい場面は悲しい音楽を使用して悲しい様子を表すことです。
「bgm」の使い方
“bgm”の使い方は、動画に臨場感を出すためにあえて音楽を使用して場を盛り上げます。
逆に音楽を用いずに緊張感を表す場合、“SE”という方法を取り、音楽ではなく、効果音を用いて緊張感を表します。
例えば、聞こえるはずがない心臓の音などを作り上げることで、緊張感を表す際に音楽以外の選択で場を盛り上げることもあるのです。
「se」とは?
“se”は、sound effectという英単語の略称で、意味は効果音です。
効果音とは、人工的に作り出した音で例えば、心臓の音や爆発音など様々な音声を人工的に作り出したものです。
なお、サンプリングして作り出すことも“se”であるため、例えば拍手の音も“se”という扱いになります。
これを演奏により作り出せば、拍手も“bgm”ですが、恐らく作り出すことは不可能です。
「se」の使い方
“se”は、聞こえるはずがない音声を作り出すことで、動画コンテンツに演出を与えるために使用します。
何故、動画コンテンツに演出を与える必要性があるかですが、アニメなどは足音などは人間が水から作り上げない限り聞こえないものです。
その為、どの程度人物が近づいたり遠ざかったりという演出を行う場合、“se”を必要とします。
“se”があるからこそ、アニメなどは演出において、爆発や馬が歩く音などを実際に爆発物を爆発させたり、馬を連れてきて音声として利用する必要性がないのです。
「bgm」と「se」の違い
“bgm”と“se”の違いは、動画コンテンツの演出で、物語に臨場感を与えるうえで映像そのものに背景音を流すことで映像をより臨場感のあるものにするか、アニメなどで人工的に音声をつけることで本来、できない表現をすることができるかという違いです。
例えば、爆発音を、“se”で補う場合、実際に爆発物、をサンプリングしなくとも、人工的に作り上げればそれで済み、“bgm”で爆発音を作り上げるとなるとbgmは音楽つまり演奏で爆発音を作らねばならず、かなり難しいです。
その為違いは、音楽による演奏で背景音を作るか、音楽以外の方法で音を人工的に作り上げているかという違いがあります。
まとめ
“bgm”と“se”の違いは、単なる演奏による背景音であるか、人工的に音を作り出し、環境音や日常の生活音を作り出すかという違いです。
“bgm”は、背景で流れる音楽に当たりますので、演奏です。
ですが、“se”はサウンドエフェクトであり、音なのです。
音は、生活音や環境音という物で人工的に作り出すことで成立するため違いは人工的に音声を作り上げるか、あくまで演奏という方法で音声を作り上げるかに違いがあります。
なお、“se”は機械的にサンプリングしたものも言いますので拍手などの音声も実は“se”にあたります。