この記事では、「あざます」の意味を分かりやすく説明していきます。
「あざます」とは?意味
「あざます」は、ありがとうございますという文面を短縮化した言葉です。
若者言葉という分類になる言葉遣いになりますので、身近な人たちや近親者の他友人や知人に対して感謝を伝える場合に使用するのが望ましい言葉が、「あざます」になります。
決して、上司の方や、目上の方に対して感謝を述べる際に使用してはならず、その理由は、「あざます」をあざけるという意味に捕らえられる可能性があり、誤解を生む可能性もあることから、目上の方や上司に感謝を述べる言葉として使用するのは正しくはないです。
「あざます」の概要
「あざます」は、元々は体育系の企業などで用いられる表現で、感謝を述べる意味合いで使用されていた言葉です。
何故、ありがとうございますと言い切らずに「あざます」としたかについてですが、工事現場などでありがとうございますと感謝を伝えても、工事の音でかき消されるが故聞こえないため、それだったらあえて、「あーざーまーす」という具合に大きな声で言った方が「あざます」という言葉は相手側が聞き取ることができるため、かろうじて感謝を伝えていると理解してもらえると言われています。
なお、「さーせん」という言葉がありますが、あれも実は、工事関連から生れた言葉で、「すみませんでした」という意味ですが、もう一つ意味があり、左遷ですか=首でしょうかという意味の2つの意味があるのです。
これら、体育系の企業で使用されている言葉がだんだんと若年層に浸透することで現在では若者を代表する言葉になったのです。
「あざます」の言葉の使い方や使われ方
「あざます」は、感謝を伝える場合に使用する言葉で、昔は工事関係者の方が多く使用してました。
現在では、年齢に関係なく使用される言葉ですが、目上の方に使用することは稀です。
「あざます」の類語や言いかえ
「あざます」は、「あざーす」という類語があり、言いかえも「あざーす」という言いかえがあり、こちらも意味はありがとうございますです。
「あざっす」という言葉も類語や言いかえ言葉に当たり、こちらも同様の意味になります。
まとめ
「あざます」は、元々は工事現場などの大きな音が出る場所で第3者にありがとうございますという言葉を伝えるためにわざと言葉を短くしたうえで、大声で叫ぶことで「あざます」とだけ相手に理解してもらい、相手も「あざます」からありがとうございますと言いたいんだと推測して理解していました。
これらは、軍隊でも同様に、絶対に間違えてはいけない単語などを大声で言っても大丈夫な言葉と言うものを用意しているため、ある意味では、工事関係者の方々の組織は軍隊のようで感謝を伝えることなども、聞こえなかったというのは、いけないことの表れでもあるのです。
そして時代が進むにつれ、「あざます」は、だんだんと若い世代が使用する言葉に変化し、現在の状況に至るのです。