「親フラ」は、親の気配を感じたり親が現れる予感がしたりする際に使用されるネットスラングです。
英語にも「親フラ」と似通った表現が存在し、若者を中心に用いられています。
この記事では、「親フラ」の日本語での解釈や英語での表現方法を分かりやすく解説していきます。
「親フラ」の日本語での解釈
「親フラ」は「親フラグ」の省略語で、「親」と「旗」を表す「フラグ」から成る造語です。
「フラグ」には「何かが生じる予感」という意味もあることから、「親の気配を感じる」「親が近寄ってくる予感がする」などの意味で使用されます。
また、親が予期せぬタイミングで現れた際に使うケースもあります。
「親フラ」の英語とは?
「親フラ」と似たニュアンスで使用できる英語は、“parent over shoulder”の省略語である“POS”です。
直訳だと「肩越しに存在する親」という意味になり、「すぐ後ろに親がいる」「近くに親がいる」状況を表現しています。
「親フラ」と全く同じ意味ではありませんが、メールやSNSなどで親に知られたくないやり取りをする際に「親がいるから(言動に)気をつけて」と相手に配慮や注意を求めるために用いられます。
“parent watching over my shoulder”の略語である“PWOMS”も、「親フラ」と似たニュアンスで使用できる英語といえるでしょう。
直訳すると「親が背後から見ている」という意味があり、“POS”と同じく「近距離に親がいるから話題などに注意しよう」という意味合いで使用されています。
「親フラ」を使った英語の例文(使用例)
「親フラ」と似たような意味で使える“POS”と“PWOMS”は、主としてティーンエージャーなど若者の間でよく使われています。
次に、双方の使い方について例文を用いながら解説します。
・“Let’s talk later, POM now.”
(「あとで話そう、今親が近くにいる」といった意味の例文です。“POS”は文章の末尾に配置する例が多く見られます。)
・“POS!”
(“POS”は単独で使用することも可能です。「親が近くにいるから気をつけて」「そばに親がいる」などの意図をダイレクトに伝えたい際に便利です。)
・“PWOMS! Let’s leave it at that.”
(“PWOMS”も“POS”と同じような用法で利用できると考えられます。例文は「後ろから親が見ている!この話題はここで終わり」といった意味合いがあります。)
まとめ
“POS”や“PWOMS”のほかに“P@W”や“PLOS”といった英語も「親フラ」に類似する表現で使われており、どれも日本語と同じく略語を用いているのが特徴的です。
使用する機会があった際は、SNSやメールなどテキストのやり取りの中で使ってみましょう。
ぜひ英語表現力アップの参考にしてください。